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子どもたちにゲームより友達と向き合う時間を大切にしてねと伝えたかったから

今回は note×Panasonic の 「#この仕事を選んだわけ」 をきっかけに現在の仕事の就職理由を振り返って書きました。

現在、私は社会人2年目。子どもたちにスポーツを教えています。子どもたちからすると「習いごとの先生」になるのかな。

そうなるなんて将来の夢を描いていた頃は一瞬も想像しなかったけど、今の職場の"人との関わり" が大切だと訴えかけるビジョンやブランディングに惹かれて、子どもたちの「習いごとの先生」として働くことを決めました。

”人との関わり”が私の人生を豊かにする。

そう強く気づかせてくれたのは、就職活動前に行ったタイでの経験でした。

学生時代、国際協力に興味があった私は、大学がNGO団体と一緒に開催していたフィールドスタディに参加。友人たちと一緒に10日間を通してタイのチェンマイの3つの村を渡り、ストリートチルドレンやフェアトレードのことについて学ぶ機会をいただきました。

初めてのタイは、勉強以外にも得ることがたくさん。初めてのトゥクトゥクに興奮して、物価の安さに財布の紐が緩くなって、パクチーの味に衝撃を受けたのは今でも忘れません。

タイでの思い出は言い始めると止まらないのですが、その中でも一番の思い出は私にとって人生を豊かにするのは「人との関わり」と気づかせてくれたことでした。

携帯の電波が届かないから日頃手放せなかった携帯とは必然的におさらば。お風呂は冷たい水だけ。桶でセルフシャワーね。洗濯物も手洗い。日本とは真反対に探し出したら山ほど出てくる「便利じゃない」ものたち。村での生活はこんな感じでした。

だけど楽しかった。幸せだった。

携帯が使えなかったからこそ、目の前にいてる友人やホームステイの家族とお話しする時間を大切にすることができました。

そこには便利なものが少ない分、みんなが協力して、助け合っていたから、村人みんなが家族みたいに仲良く温かいコミュニティがありました。

ここで感じたことを得て今までを振り返ると、今日までの「私」を作ってきたのはたくさんの人との関わりがあってこそだと。一緒にいてくれた人。愛をくれた人。時には「こんな人にはなりたくない」と反面教師になることでいつしか自分の価値観を作っていくことができました。

そしてこれからも誰かと出会う分、何かを感じることができるんだろうなって。

時代は進んでいて、「便利なもの」で溢れかえっている。
おかげで簡単にひとりでできることも増えています。

だけど何かあった時、助けてくれるのは機械じゃないんだよ。今、あなたの目の前にいてる人なんだよってことをこれから未来ある子どもたちに伝えたい。

そんな想いにマッチングして、志望したこの会社。

時代が変わることに文句があるわけじゃない。
大切なことを忘れずに変化の波に乗りたいだけ。

みんなで。



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