私にとっての、映画
映画に興味を持ったのは、確か2016年。
「信長協奏曲」や「ちはやふる-上の句-、-下の句-」、「君の名は。」が公開された年です。自分の世界が広がっていきました。
映画を認識したきっかけは、8歳上の兄です。当時大学生だった兄は映画をよく観るようになって、フィルマークスというアプリを入れていました。了承を得てそのアプリを開いて、監督に俳優、数々の映画の存在を知りました。自分のスマホを手に入れたら、必ずこのアプリを入れよう、と心に決めました。
テレビっ子というのもあって、好きな俳優はどんどん増えていきました。この映画は絶対映画館で観たい、という作品は母か兄に付き合って貰って観に行きました。今度は好きな映画も、増えていきました。
映画館、というと初めて観た作品を思い出します。街の小さな映画館、母とふたりで観に行った、「エクレール~お菓子放浪記」です。あの劇中の歌が、頭から離れません。そういった経験も、初めてでした。
私のとっての、映画は、知らなかった感情や思考を教えてくれるものです。美しいものを見せてくれるものでも、心を動かしてくれるものでもあります。映画は人生を豊かにしてくれます。癒してくれます。時には目を背けたくなることを、突きつけてきます。それでも生きることに、背中を押してくれます。大切なものです。これからもずっと、映画と共に生きていきます。新しい作品に出会いながら、好きな映画の話をしながら、振り返りながら、立ち止まりながら。
ずっとずっと映画を愛し続けます。いつまでたっても、きっと観たことのない作品は増え続けるけれど。
観たい作品を観て、心を動かしたいです。
将来、成る仕事なんて想像もできない。でも、これだけは決めています。