わたしとソーシャルワーク~ソーシャルワーカーになるまで~
わたしにとってのソーシャルワークとは
ソーシャルワークってどんなイメージでしょうか。
福祉の仕事のこと?
相談支援のこと?
本当はちゃんとした定義があって、それはこちら↓
でもこれを読んでもイメージ湧きにくいと思うしそれぞれの解釈ってあると思うのです。
あくまでわたしの解釈で書かせてもらうと、
ソーシャルワークは、
「人とのつながりや仕組みを使って、ひとりひとりを大事にしながら、今の社会を生きやすくすること」
ソーシャルワーカーは医療や福祉の現場で配置されていることがほとんどで、あんまり一般的ではないかもしれないけど、もっといろんなところでソーシャルワークという考えが広まればいいなと思っています。
わたしとソーシャルワークの出会い
そもそもわたし自身が当事者で福祉が身近にありました。
福祉用具は生活必需品だし、進学時には社会福祉士の人に関わってもらったこともありました。
だから福祉に興味を持つことは自然で、なんとなく大学も福祉を勉強しておいたら役に立つかなと思っていました。
そして小学生の時は年1回数カ月は入院をしていて医療も身近で、小児科では医師も看護師も看護学生も友達です 笑
医療系ドラマも大好きでよく観ていました。
そんなわたしは高校生の時に医療ソーシャルワーカーが特集されているドキュメンタリー番組を観ました。
こんな仕事があるのか!わたしのルーツにぴったりじゃん!と思って、大学にいってからは、医療福祉やソーシャルワークを研究するゼミに入りました。
ソーシャルワーカーには倫理綱領というのがあって、「任務」みたいなことが書かれています。
ゼミでは倫理綱領の読み合わせと事例検討を行いました。
学生の時はこの倫理綱領を読んでロマンさえ感じたと同時に、ちょっと綺麗ごとっぽくも感じていました。
4年生になってから病院で実習をさせてもらい、実際に医療ソーシャルワーカーの方から指導を受けました。
実習の話はまた今度書こうと思いますが、
そこで指導者の人が倫理綱領を意識しながら仕事をされている姿を見て、綺麗ごとっていう感覚は消えました。
実際の仕事は倫理綱領通りになっていないことにジレンマを感じることもあるけど、それでも正解のないこの仕事の道しるべとして大切ということを教わりました。
医療ソーシャルワーカーをしている間、辞めたいと思ったことは何度もあったけど8年間続けられました。
実際にキャリアチェンジした今もソーシャルワークはライフワークにしていきたいと思うほどです。
ソーシャルワークに出会えて本当によかったと思っているし、医療福祉の業界に限らず、いろんな分野でソーシャルワークが広まればいいなと思います。
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