ストラテラ、どうぞ夫をよろしくお願いします

ストラテラというのはADHDに効くお薬なんですけれども………………

そうなんです。ついに夫にADHDの診断が下りました!(今更感)

noteでは結構触れているのですが彼は典型的なADHDで。

しかしながら本人はADHDによる弊害が霞んで見えなくなるくらい自己肯定感が高かったので(めちゃくちゃ良いこと!素晴らしい!)全く気がついておらず。

私が臨床心理学科に進んで発達障害を勉強したのち、

「え、待って!?彼氏、ADHDじゃない!?www」

と付き合って1年くらいの時に気がつき話したところ、

確かに成績表に一生
「落ち着きがありません。」
と書かれる人生だったな〜

と笑ってました。
そんな彼が私は大好きです。素敵。

当時はADHDであることに気がついていないくらいだから困ってもいなくてそのまま放置。

その後私は卒論で
大人のADHDのコーチング
について書くくらい、一緒に暮らす弊害を感じていましたが。

本人が困ってないならいいんだよ。薬を飲むのは本人の意思が大切だからね。

そのまた4年後くらいかな、
彼氏の前で可愛こぶる瞬間が一瞬たりともなくなってきた時期に、彼のADHDにイラつく瞬間が多くなってきたので検査に行こうと連れて行き、テストをして

グレーだねえ!

と診断を受けました。
ぐ、グレー!?!?!?!嘘でしょ!?!?
と思ったんですけど。

その時も薬処方されてもちろん飲まない。
感覚過敏もある上に、思考の癖が強いので色々彼なりの困難があるのだろうと思い、無理に勧めず。

そこからだいたい3年の月日が経ちましたかね?
つい2週間前に急に彼は気がついたらしいです。

「ADHDが治れば自分はもっと仕事ができてしまうのではないか。」

と言うことにね。

私も返したよ。

「え!だよね!!私もずっと前から超思ってた!!
今もこんなにしごできなのに薬飲んで症状を抑えられたらもっとしごてきになっちゃうね!?
えぇ〜☆!?どうなっちゃうの〜☆!?」

ということで私が、ADHD専門の病院を探して
(彼はADHDなので美容院、病院等予約系は何もできません。全ていつも私がやっています。)
2人で行ってきたよ。

またそこでテストして

「君は典型的な ADHDだね。薬を飲めばすごく良くなると思うよ。」

ついに!診断下る!

ストラテラ10mgから始まりました。ここから25mg、40mgと強度変えていきます。
飲んで3日目変化はないらしい。私もそう思う。

ストラテラ→インチュニブ→コンサータ

の順番で3ヶ月間試していくらしいです。
楽しみだね。

でもね、私は夫のADHDは最大の短所であり長所で、大好きなところでもあったのよ。

彼の衝動性は、
普通の人が後先考え躊躇しちゃうことを、思い立ったらすぐ行動に移せる行動力や、
突拍子もないことを思いつく創造力の豊かさでもあったのよね。

その衝動性でいくつものチャンスを掴み取り、夢に着実に近づいていく夫のことを私はとても尊敬しているので
(また、とても困ってもいるけどね!?!?!?!)

衝動性が異常でない彼は彼でなくなってしまうのでは…?

と危惧しましたが、
先生は凹凸の凹の部分を平らに戻すのが薬だから大丈夫だよとおっしゃってました。

ちなみに先生もADHDらしくて、

奥さんには頭が上がらない。奥さんには感謝しなくちゃいけないよ。
奥さんがいなかったらあなたは生きていけないんだよ、わかってる?

と夫に謎に熱弁をかましてくれ、

日頃の苦労が多い私は大満足でした。👋

先生から出された
「あなたの(夫)の得意なことと不得意なことを奥さんと自分で書いてくる」
という宿題の箇条書きを載せておきます👋

1枚目(私)と2枚目(夫)を次回の診察で書いて提出したら

不得意な点はもっと情景が浮かぶくらい詳しく!

と診察1分で帰され、(先生も癖強くて草)再度書き直したのか3枚目(夫)4枚目(私)です。

先生が私の4枚目の意見を見て
まるで僕だ
と言ってました。ウケる。

ちなみにこれ、夫と私は別々に書いたのに同じことを書いていたので傲慢ですが私は夫のことをよくわかっているんだなとも思いました。

うちらの絆がまた深まった経験だったよ👋


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