高崎市の陸上競技を愛する皆様へ
ご挨拶
今年度より歴史ある高崎市陸上競技協会の会長を務めさせていただく波多野重雄です。
協会90周年を迎える年、世界が未曾有の事態に陥っています。
長引く学校の休校、次々と中止される大会、そして外出や営業の自粛による経済の停滞。
新年度の大会を目指して練習に励んできた皆さんも、目標を失い失意の中にいると思います。
しかし、私たちはこれまでも幾多の困難を乗り越えてきました。
明けない夜は、ありません。やまない雨も、ありません。
今、皆さんが取り組んでいる練習は、明日のためでもあり、来年のためでもあり遙か遠い未来のためでもあるのです。
もう少しで61歳を迎える私も、少し余裕のできた時間を使い、走り始めました。
はじめは3km走るのにも息切れを起こしていましたが、少しずつ距離を伸ばしペースを上げ昨日は今までの自己最高のペースで(と言ってもとっても遅いです)6.4km走りきりました。
若い頃、短距離、跳躍、投てき競技に取り組んできた私は、長距離が大の苦手です。それでも、来年を、5年後を、そして生きていられるかわからない未来を目指して走り続けます。
どうか皆さんも未来の自分の姿を思い描き、大好きな陸上競技に取り組んでいってください。
2020年4月29日 文責;高崎市陸上競技協会会長 波多野重雄
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