美しく撮れる!撮影時の服装はコレ
ポートレートフォトグラファー、終活セミナー認定講師の玻璃です。
先日、60代の方2名のポートレート撮影をさせていただきました。
今日はプロフィール撮影や生前遺影撮影の際に適した服装についてお話しします。
■服装の色について
一番気になるのはお洋服の色。
白、パステルカラー、そして明るい色がお顔にとても映えます。
反対に黒、濃い色、原色というようなお洋服は、 ちょっとお顔の色に 影ができるような感じがあります。
男性の方の場合、落ち着いた色を着られるとかっこよく写りますが、女性の方だとちょっと固い雰囲気になる場合が多いです。
■洋服の柄
先日の撮影の時、はっきりとした柄も綺麗でした。
その方はハッキリしたお顔立ちの方だったので、柄に負けずよく似合ってらっしゃいました。
でもどちらかというと無地の方がお顔の優しさが引き立っていた印象でした。
やはり柄物っていうのは少し難しいのかもしれませんね。
■柄物の注意点
ここで柄で注意していただきたいことがあります。
スーツとかジャケット、ネクタイによくある、細かいストライプやチェック、千鳥格子柄がありますが、それは写真的にはNGになる時があるので注意していただきたいんです。
そういう柄は『モアレ』というのを起こすんですね。
『モアレ』とは視覚的に発生する柄のズレです。
デジタルカメラのセンサーの構造上、規則正しく整列した細かい柄は、本来ないはずの“変な模様”が出現しやすいということなんです。
これは加工して消す事もできますが、なるべくならシンプルな無地で撮った方が、後々きれいなお写真に仕上がります。
お洋服の素材はシワになりにくく、光沢のある素材これがオススメです。光沢のある生地は、光を反射するのでストロボの光を反射して、お顔が明るく写ります。
■撮影時のメイクなど
ヘアスタイルは、前髪が顔にかかりすぎないというのも大事です。
普段よりも少しお顔を出すぐらい、前髪は少なめにしたり、横に流したりしながらハッキリとお顔が出るように撮ると明るい表情が生きます。
メイクは、普段のメイクよりもプラス眉、口紅、チークこのポイントメイクを若干濃いめにすると、よりはっきりとすっきりときれいなお顔立ちに写ります。
女性の場合はシワやシミを隠すために露出を高めに設定するので、一緒にメイクも飛んでしまうからです。
■まとめ
今日はプロフィール写真撮影や生前遺影写真撮影のときに適した服装についてお伝えしました。
ほんの少しのお洋服やメイクの工夫で綺麗に撮れるならそっちの方がいいですもんね。
写りの良い服装で、お気に入りの写真を残せるのが生前遺影を事前準備する大きなメリットだと思います。
まずはご自分がどんなお洋服を持っているのかクローゼットを覗いてみてくださいね。
ではまたお会いしましょう。
✴️こちらはstand.fmで配信した内容を文字起こしした記事なります。
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