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死亡時の手続き(6)お骨仏と永代供養、仏壇じまいの費用
こんちは!副業社労士まさゆきです。
遺言により、母のお骨は父と祖母同様、お骨仏にして永代供養します。我が子は娘だけなので、無縁仏にしないよう今のうちと思っています。仏壇じまいも進めます。
【お骨仏の費用】
お骨仏の歴史は平安時代からです。滋賀県三井寺(園城寺)の中興である円珍の座像が第1号、座像には円珍の遺骨が納められています。お骨仏には一体型骨仏と胎内型骨仏があります。一体型は遺骨で仏像そのものを作ります。大阪の一心寺が有名です。胎内型は仏像の中の空洞に遺骨を納めます。東京の本寿院などが有名です。
お骨仏は、お寺で毎日読経してもらえます。母の遺骨は父と祖母の寺院でお骨仏にしますが、費用は「2万・3万・5万」の選択です(そう言われると真ん中にしてしまいますね)。
お骨仏のメリットデメリットは下記です。核家族の増加でお墓の維持管理が難しくなっています。今後も墓ではない選択は増えるでしょう
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【永代供養の費用】
母の遺言は「永代供養」、永代供養にすると毎年命日に個別供養してもらえます(お骨仏だけでは命日の個別供養はなし)。お参りできなくても供養を寺院にお願いできます。費用は20万円、33回忌まで供養をお願いできます。
お骨仏と永大供養に加え母の位牌“お焚き上げ”も依頼しました。費用は1万円です。
【仏壇じまいの費用】
永大供養が終わったら仏壇じまいをします。まず仏壇の閉眼供養をします。費用は5万円。仏壇にあった古い位牌“お焚き上げ”もお願いしました。“お焚き上げ”費用も含め5万円です。
最後に仏壇の処分。粗大ごみで処分しても問題ありませんが「心情的に…」と思うなら仏具店に依頼する方法もあります。費用相場は2万~8万のようです。私の場合、実家売却を不動産業者に不用品処分込みで依頼中、仏壇処分も依頼予定です。
あくまで一例ですが、ご参考になれば。ではまた次回。