【番外編】社労士試験は暗記で合格できる?
と聞かれたので、答えました。
いや、無理でしょう笑
解答はマークシート方式とはいえ、暗記だけでは難しいと思います。
もし暗記力だけで社労士試験を合格できるとしたら、その暗記力とはテキスト1冊丸ごと頭に入れているレベルで、それはもはや暗記とは言えない気がする…。
もちろん暗記は必要です。
だからこそ受験生は、年金の支給要件とか免除の計算方法とか、あるいは雇用保険の受給日数とか、必至で覚える訳です。
ですが、社労士試験は数学の公式みたいに、暗記で覚えられる部分がそれほど多くないような気がします。何というか「暗記する」というよりは、法律を身に着けるという感覚?でしょうか。
そう、法律を丸暗記するのではなく、法律知識をもう常識として「身に着ける」という言い方がしっくりくるかもしれません。この感覚は、何度も問題を繰り返し解くうちに身に着くものです。
私が受験生だった頃から、以前より事例が問われる問題や、計算が必要な問題が増えているような気がします。それにちょっと前に社労士試験もマークシート問題だけでなく、記述式の問題を設けようという話があったような?
そうなったら、とても暗記だけでは太刀打ちできないですね。
それから試験ではアウトプットも重要です。暗記は基本インプット作業なので、解答する=アウトプットの訓練が過去問や模試になります。
実務はともかく、受験生は試験に受かる最低限の知識を身に着ければいいので、やはりうわべの暗記だけに頼らず、繰り返し問題を解くことが大切かと思います。(つづきます)