これは同僚とも話すことなく これまで言語化したことがなかったこと 看護師だって自分の宗教観がある。 日本では少数派なのかもしれないが 私はそうだ その中で感じたことを書いてみようと思う 合掌 医者の死亡確認が行われた後、 看護師はエンゼルケアに入る 私は1年目の頃にこのエンゼルケアを先輩に教わったのだが その時「私の真似をして。」と言われた。 先輩は部屋に入り、まず最初に ご遺体に手を合わせ、合掌した 私は初めて担当患者が 亡くなったというショックもあって あま
循環器病棟に勤めていたで 心疾患、例えば心筋梗塞や狭心症、大動脈解離などの 患者さんを対象に、その家族にも生活指導をしていた 生活指導の対象者は日によってまちまちだったが 多い日だと一気に5人+その家族を含むなどで 総勢10名程を対象にやる 大体40代〜90代までと歳もバラバラ 職業もバラバラ ひとまず一人ずつパンフレットを渡す あれ?イチニーサンシー…。 一人来てない。 生活指導があると伝えていても、大抵伝わってない。 アノ人か!と大体検討はついている。 「ああ〜
この仕事をしたことがない人にとっては このような生活が結構未知らしく 「夜勤したら、そのあと日勤とかあるん?!」といった質問をよくされた そんなん死んでまうッw とツッコミつつ勤務形態を説明した記憶がある 私の勤務先は夜勤明けの翌日はだいたい休みだったが、 以前の病院は翌日に日勤や夜勤入りもあった とにかく夜勤明けのその日に働くと言うことはなかった 看護師の至福の時間この時間に何をして過ごしていたのかと言うことを 私はこの機会に記録してみようと思った 看護師しか知らな
夫はエンジニアをしているが 結婚前から知り合いにポツポツ看護師がいる。 妻である私も看護師で、私の友人も 看護師が多い。 夫に仕事でのエピソードや同僚のを話をしていると 「看護師の世界ってヤンキーぽいよな。」と一言。 私もそう思う。 ちょっとヤンキー的な威圧感と体育会系のあの独特な感じ。 看護師にはわかるあの感じ。 集中治療室に配属になった。 先輩たちは見た目にも気が強そうな人が多くて 実際性格もかなりパンチのきいた人が多かった。 これもあるあるだが、集中・救命には
私は約9年間、病棟看護師として夜勤業務をしていたが、 夜勤でも化粧だけはちゃんとしてから出勤した 元々すっぴんに自信が無いこともあるが 最初の3年間は夕方に電車に乗って通勤していたこともあり すっぴんは無理だった あとは化粧をしないと、どうしてもオフモードに体がなってしまって 仕事の緊張感が持てないという理由で 化粧は9年間、夜勤の時も欠かさずにやった マツエクやまつ毛パーマをしているスタッフが多く 下地+ファンデーションをして、アイライン、眉毛を整えて 夜勤をしている
Dr「Aさん緊カテするから、ルート取っといて」 Ns「わかりました!」 今日は嵐の予感( ; ; ) 急いでナースステーションへ戻り ルートキープの準備。 あれ、20Gの針が1本も無い! 生食ロックも無い!! そこにはラベルの付いた空袋だけが置かれている。 うおーーーー!!最後使ったの誰やあああ?? 看護師の仕事をしていて、もう何度も経験した。 請求かけといてよ!と怒り心頭である。 この件については みんな怒っているので、犯人はまじでキレられる。 「ちょっと
看護学校で最初に実技でやったのは 「シーツ交換」だった。 何度も練習をして センターのシワを中央に合わせて、三角コーナーを作って…この角度で入れればずれないシーツになる。手は並行にして、サッと奥までサイドのシーツを入れ込む。 美しいベッドメイキングができるまでこれを繰り返した。 シーツのシワ一つで患者さんは床ずれを起こしたりするから シーツのシワ絶対に作ってはいけません!! 口すっぱく指導され、実技のテストまであった。 おかげで完璧なベッドメイキングをマスターした。
採血、排泄の処置、創部の処置などなど 医療の現場ではあらゆることにゴム手袋を使う 大抵の病院では 患者さんの部屋の入り口付近に 手袋ホルダーに入れて置いている 急いで処置や介助に入ろうと エプロンをつけて 手袋をつけて と壁掛けの手袋ホルダーから取ろうとすると 2個でいいのに どっさり手袋が出てきてしまう。 そしてボタボタと床の上に新しい手袋が落ちる。 手をできるだけ清潔にしたいのに 床に落ちた手袋を拾ったらまた不潔になるし 落ちた手袋は未使用でも不潔で使えない。
不整脈や心疾患、術後の患者さんにはモニター心電図をつけて 観察しているが 多くの医療者は心電図の判読が苦手 私もCCU含め、約9年間循環器病棟に勤めたが、 同僚と一緒に病院内、外部含め 有料の勉強会など、多くの勉強会に参加した。 その中で、ダントツで多かったのが「心電図の勉強会」である。 それくらい、看護師にとって心電図の判読は必須なのに 判読できない人が多い。 循環器病棟に長年勤めたからといって 心電図が読めるようになるわけではない。 幸い私は良い上司に恵まれ、
仕事終わり 帰る準備をしていると 「私今日やることあるんで先帰ってください。 Aさんのインシデント書かなダメなんで。」というスタッフが。 これは看護師あるある。 患者さんが点滴を自己抜去したり 転倒したりすると 看護師がインシデントレポートを書いて提出しなければならないのだ。 インシデントレポートの目的は 「事故したことを責めるためじゃなくって再発予防のためだからね。」 ともう耳タコである。 高齢化が進む日本。 認知症の患者さんが 点滴を抜かない方が難しい。 筋力だっ
夜勤明け翌日は大概の病院がお休み。 だから夜勤明けとなると 看護師は「休みだあ〜」 と気が大きくなる どんなにきつい夜勤でも この時間が来たらもう最高に嬉しい。 今日も事故なくおわった。それだけでもう幸せ。 明日休みや〜!!!さいこ〜!!となる。 夜勤中に友達から 「明日ってひま?」とLINE。 「夜勤明けやけど、昼からやったら行けるでっ」と 返信する。 夜勤あけで飲みに行っても 明日はまるまる休み。 休みは朝から晩まで寝倒すつもりだ。 就職してからというもの 夜勤
こんなこと書いたら 専門職としてどうなの? って言われそうだけど カルテの観察項目欄について思うことがある。 どこの病院もベッドをなるべく空けたくない。 稼働率を上げたいので、科が違う患者さんでも ベッドが空くまでは今日は隣の病棟で と入院を受けている。 自分の科じゃないけど、入院を受ける。 こんなことが昔よりも増えている印象だ。 看護師からするとほんっとうに 嫌、、もう嫌でしかない。 自分の科の疾患以外は本当に無知なことが多いからだ。 看護学校でチラっと触れ
私は9年間ほとんど毎日のように コンビニに行った。笑 病院に入っているコンビニの弁当は 全種類食べたので 大体メニューは頭に入っている。 大体コンビニ組は同じメンバーだ。 私含め、独身一人ぐらしの20〜30代が多い。 実家暮らしや家族がいる人はお弁当やお茶を持参している。 私もわっぱ弁当を買って、自分で弁当を作っていたこともあったが 結局、日々の業務疲れで買い物に行けず 続かなかなった。笑 独身の看護師はそれなりに金銭的に余裕があるので コンビニでお金を使うことにあま
はっきり言って 看護師のナースシューズはめっっちゃ 臭い! 病院内を動き回るのだから 汗もかくし 経管栄養や血液、 患者さんの排泄物などなど 毎日いろんな汚れが付く ナースシューズも昔からあるサンダルのようなものは 今は危険なので履いている人はいない。 スニーカー型のナースシューズがほとんど。 クロックスがO Kな病院もあるが、 注射器が落ちても足に刺さらないようにと 安全面を考慮し穴あき禁止の病院もある。 先輩がある時 看護師の靴がクサいのはストレス。 ストレス高
看護師をしていて デター! キター!! ヤダー!!! と思うのが 点滴の滴下の計算。 医者から 「輸血、これ2時間で落として。」 「ソル3 100ml/hでいっといて。」 などなど。 医者の指示通りに点滴を落とさなければならないのだ。 特に壊死性タイプの抗がん剤は 血管外漏出のリスクを避けるために 輸液ポンプが使用できず 点滴の滴下計算が必須となる。 私は集中治療室で最初の3年間を過ごし 抗生物質以外はほとんど 輸液ポンプとシリンジポンプを使用していたため ほ
以外と業務の中で出番の多いのが、 名札! この名札がないと本当に仕事にならない。 認証の作業をするため バイタルをはかる時も、点滴をする時も 検査室に向かうためにエレベーターホールのドアを開ける時も この名札がいる。 そして名札の裏には ・たまに朝会で読んだりする病院の理念 ・自己が発生したら頻繁に読まされる薬剤投与の正しいチェック方法 ・酸素の早見表 ・医者や検査室の内線番号 など割と頻繁に使う、しかも大事なメモが入っている。 それ以外にもCVロック用のプラネクタや