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メンタルヘルス・マネジメント検定

メンタルヘルス・マネジメント検討を受けて感じたことについてのメモです。決して受験対策とか必勝法の記事ではありませんので、あらかじめご了承ください。

試験の概要のポイントは下記になります。

▼実施団体:大阪商工会議所
▼資格種類:I種、II種、III種の3種類
 ▽I種(マスターコース。対象:人事労務管理スタッフ、経営幹部)
 ▽II種(ラインケアコース。対象:管理監督者)
 ▽III種(セルフケアコース。対象:一般社員)
▼試験方式:I種は選択問題と論述問題、II種、III種は選択問題のみ
▼試験日:I種は毎年11月、II種、III種は毎年3月と11月
▼合格率:I種(約10%)、II種(60%から70%前後)、III種(70%前後)

私はキャリコン試験が終わってからすぐ勉強を始めて、約2か月間の勉強でII種に合格しました。2か月の勉強で何かが劇的に変わるものではありませんが、知識の整理やアップデートと関係者と話す時の共通言語は身に付いたと感じました。

例えば、躁うつ病。躁状態とうつ状態を繰り返す病気ですが、これは以前の呼び方で、今は双極性障害と呼ばれます。双極性障害のうつ状態の時とうつ病とでは見た目の症状は似ているのですが、原因がまったく違うため、治療法もまったく違います。

簡単に言うと、双極性障害というのは何らかの原因で脳内の神経伝達物質の機能が変化することにより発症すると言われています。一方でうつ病の原因はストレスです。

メンタルヘルス・マネジメントの資格をとったからといって診断ができる訳ではありません。しかし、こういう知識を持っているだけでも身の回りに困っている人がいた場合、間違った知識で間違った対応をせずに済むだけでもメリットは大きいのではないかと思います。