見出し画像

転落の始まり 暗雲立ち込める

私の年齢は31歳(当時)
ただのしがないサラリーマンです。
嫁と子供3人の5人家族で、それなりに不自由のない暮らしを
していました。
私は、幼少期に親が離婚し母子家庭であったことから
「貧乏で欲しい物も買えない暮らしを子供にさせたくない」
という気持ちだけで「出世」という言葉に非常に執着していました。

表向きには「家族のため」なんて言っていましたが、
その当時の事を思い返すと、実際は自分の為にやっていた事としか
思えません。

そんなある日の出来事でした。
私は店舗管理者で釣銭機等も扱う仕事をしていたのですが、
そんな時に部下より
「すみません。釣銭機のお金が合いません」
と相談を受け、私もジャーナルなどを確認しながら
【いつどこで亡くなった可能性が高いのか、人的ミスなのか故意なのか】
を確認し
「証拠こそないが、A氏が故意で盗ったのでは」
と自分の中で結論付けました。
A氏は私よりも先輩で、それなりの役職でもあることから
自分で聞き取りをするか、エリア長へ報告し聞き取りを行なって頂くかを
同僚に相談をしていました。

 A氏はどこから聞きつけたのか私に
「なかったことにしてほしい。」「お金は戻すから言わないでくれ。」
と泣きついてきました。
私自身も「自分が管理しているお店からお金が無くなった(盗られた)」となると、管理者責任としてお咎め無しではいられないことも理解しており、
【次期エリア長候補】なんていう言葉も出てきていたことからやってはいけない事と知りながら、話し合いの末、それを隠蔽することにしました。

 A氏とは再発防止として「お金に困ったときにはお互い相談すること」と約束し、以後万が一お金が無くなった際には先ずA氏を疑わざるを得ない事を確認しました。
また、A氏はお金に困っていることを認め、私に恥を忍んで
「お金を貸してほしい」とお願いしてきました。
私も裕福ではありませんでしたが、少しのお金を貸し出すくらいには個人的に蓄えがあったため、25万円を貸すことにしました。


今思えば、この「隠蔽」から物事が始まってしまったんだと思います。
この隠蔽を行わずに、正当に罰を受けていればこれ以降に起きる「転落の人生」を味わうことはなかったと・・・。
家族にも我慢を強いる生活をしなくても良かったのだと・・・。
※今は幸せにみんなで暮らしてますので、ご心配なさらず!(笑)( ´艸`)

そんな中、毎月行っている「監査」エリア長が来られました。
この監査には実現金のチェックはもちろん
クレンリネスや帳票管理などの確認も行われ、
約2~4時間程度を要します。
そのため、責任者はほぼ行動を共にすることとなり、現場は少し忙しく
険悪な空気間になるのですが、この日は少し違いました。

いつもなら手伝いも何もせず、自分の仕事だけに集中していた
A氏がエリア長に「お手伝いします!」と申し出ており、私は手を空かすことが出来、部下たちを食事休憩に行かせました。
この時私は、先日の出来事でA氏は改心し、率先して手伝いをするように心がけているのだと思っていました。


が、実際はそうではなかったことに後日気が付かされることとなりました。

少し長くなりましたが、始まりとしてはこんな感じでした。
この後から転落人生が始まり、私は追い込まれうつ病まで患いました。
少しでもそういった人が出ないように。また、少しでもそういう状況に
追い込まれている方々を救えるように・・・。そんな気持ちで
この文章を書いていこうと思います。

今、本当にお金に悩まれている方々。
借金に苦しんでいる方々。
正常な判断ができなくなっている可能性があります。
私も当時は何が正しいかなんて考える余裕もなく、目の前のいやなことから
逃げるために(その時は気が付いていないが)馬鹿を繰り返してきました。
少しでもお力になれればと思います。

金利の高い消費者金融やリボ払いなどに頼らず。
どこからも借りられないから闇金・個人融資掲示板などに相談せず。
まずは匿名で構いませんので、私にご相談ください。

きっとお力になれるはずです。
ご相談、お待ちしております。
mail: akae12250808@ymail.ne.jp

SHARMAN

いいなと思ったら応援しよう!