今日のトンカチ
本日は2個体でした。
個体No.20221108.a
アカシュモクザメ ♂未成魚
全長1.86m
体長1.30m
クラスパー柔らかい
個体No.20221108.b
アカシュモクザメ ♂成魚
全長2.19m
体長1.53m
クラスパー硬い
同じ日にとれたトンカチですが、aとbの個体で成熟度合いが異なるようです。
a個体はクラスパーが明らかに短いので未成魚だと判断できます。
いっぽうでb個体の判断は少し難しくて、クラスパーは硬いですが、精子の有無や量、精巣の発達具合も確認してからの判断になります。
精子の有無の確認方法は、お腹を開き、貯精嚢を総排泄孔に向かって絞り出します。
さて、調べてみましょう。
ここからは解剖シーンのお写真になります。
精子が確認できない場合は、クラスパーが硬いものの、まだ未成魚かなと思いましたが、少量の精子が確認できたので成魚と判断しました。
ということで、解剖終了。
夜は月食を観ながら晩酌、
その後はサメサメ倶楽部メンバーとの定例のzoom会。テーマはウチワシュモクザメ。
慌ただしい1日でしたが、今日もシャーキビリティ高まったかな。よろシャーク。
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