「事業を通じて世の中をよくする」
私は、2020年5月にリッチメディアに中途入社しました。
今日は、私が仕事をする上で大切にしていること、そして、なぜリッチメディアを選んだのかについてお話しします。
私のこれまでのキャリアですが、新卒でドコモグループに入社し、ドコモショップでの現場経験を経て、全国に数千あるドコモショップの店舗統括として戦略立案と実行支援をする仕事をしていました。
2社目は、リクルートの住宅領域であるリクルート住まいカンパニーに入社し、『SUUMOカウンター』というサービスを担当していました。
様々な経験を経て、私が事業やサービスを通じて叶えたいことにたどり着きました。
それは「事業やサービスを通じて世の中をよくすること」です。
過去をふり返ると、個人主義的な考えで仕事をしていた時期もありました。
当時は、数字はとても分かりやすい評価・リターンなので、数字を上げることに仕事のやりがいを見出していました。
そんな考えを変える、ターニングポイントに出会います。
それは、前職での出来事です。
当時担当していたサービスは、お客様が住宅をご購入される際に必要なサポートをするサービスです。ほとんどのお客様が満足して利用していただいておりましたが、まれに、お客様が被害を被るパターンもありました。
法律上は、私たちにお客様が被った損失を支払う義務はありませんでした。ただ、夢のマイホームとそこで過ごすはずだった未来を失い、悲しみに暮れるお客様を目の当たりにして、数字だけを求める自分のやり方の限界を感じました。
本当に自分たちに何かできることはないのか。
そう考え、当時はなかった保証サービスというものを導入しました。導入検討段階では、ただのコストとして捉えられていましたが、そのサービスがあることによって、お客様は安心して住宅のお支払いをすることができる。その安心感が、サービスへの信頼となり、結果的に事業成長に繋がるという良いサイクルを生み出すことができました。
そのことがきっかけで、仕事を通して世の中を良くしていきたい、という思いが、私が仕事をしていく上でのキーワードとなりました。
新たなチャレンジに乗り出すべく転職活動をはじめたわけですが、「仕事を通して世の中をよくする」という自分の中のミッションが実現できるか?という観点で会社を選んでいました。
そして、リッチメディアに出会います。
私がリッチメディアを選んだ理由は、大きく四つあります。
一つ目は、「可能性を世界で最も開花させる」というミッションと私の思いがシンクロしている、という点がリッチメディアを選んだ大きな決め手でした。
二つ目としては、「自由度が高い」ところです。
これは今まで経験した大手企業とは違い、ベンチャーは、自由な発想で色々なモノを創りだすことができることも重視したポイントでした。
そして、三つ目は「人」です。
素直でまっすぐな方が多いというのが入社前の印象でした。入社前に、代表の坂本含めボードメンバーと会う機会を複数回設けてもらい、人となりを理解した上で入社できたこともあって、入社後のギャップはほぼ感じなかったです。
最後に、リッチメディアは創業から10年という期間の中で大きなトラブルを何回も経験しながらも、それを乗り越え、それでもなおメンバーが楽しそうに働いている現状を見ると、「死なない会社だな」と。リッチメディアの底力みたいなものを感じていました。その力はまぎれもなく人によるものです。
転職に際していくつも選択肢はありましたが、悩んだ時は「なぜ転職するんだっけ?」という理由に立ち返るようにしました。
どういうことか。まず、リクルートという大きな会社からベンチャー企業に転職すること自体がチャレンジで、そのチャレンジはさらに世の中をよくするためのチャレンジになるのか?を熟考しました。
他の選択肢の中には、リッチメディアよりも安定している、規模感の大きいベンチャー企業もありました。それでも、一番リッチメディアに魅力を感じていましたし、転職を相談していた先輩から「やりたいことを実現するならリッチメディアがいいのでは?」といったアドバイスをもらったことも大きな後押しになりました。
今、リッチメディアに入って数か月が経ち、入社して本当によかったと思っています。
もちろん整っていないことやできていないことはたくさんありますが、私はそれを白地だと捉えていて、まだまだできることがたくさんあるなと思っています。
リッチメディアに限らず、どんな会社も合う・合わないがあるので、全員にリッチメディアに来てください!と言うつもりはないです。
ただ、何か大事にしているものが一緒である仲間と、一緒に働きたいと思っています。