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2 靴下を変えてはじまった第二の人生
お仕事のこと
何から書き始めようか。
私の第三くらいの人生がスタートしたと思うのは、副業で占い師を始めたところですが、まずは第二の人生からかな…
これまでの経緯
これまで私の仕事は、コンビニ店員のアルバイトから、季節労働者な巫女さん、数学と英語の塾講師、趣味の域を出れないDTPデザイナー、ITerなWebディレクター、本人の望まないケアプランを作らない介護士ときて、現在は輸入販売経理営業社長補佐代理見習いみたいな仕事をしながら都内OLとして、月曜日の出社がまったく苦ではないくらいに最高の同僚さんにも恵まれ、今は日々幸せに暮らしています。
そんな中で、
人の一生ってとっても短いんだなあ~ってことは介護士の時に感じていて、
(人生の晩年になる方々との交流は、戦時中の話やこれまでの人生の話などとても影響を受けました。自分にはその人生の中で一体何ができるだろうか?とも。)
そして、
今の職場で入社当時の同僚だった女性に出会って、すごくすごく影響を受けました。柳のようにしなやかで、そして強い芯もあり、上品で素敵な方でした。私の尊敬する女性の一人です。
退職直前から病との闘いもしていらっしゃいました。
年齢は、24歳以上離れている大先輩でしたが、私にもとても対等に接して下さいました。
今はリタイアされて悠々自適な暮らしをしながら、新しいことにも挑戦されていて、音楽の勉強をはじめたり、ヨガや体操、登山もはじめたと以前よりも健康そうで、こちらが驚いているくらいです。笑
私は、死ぬまで人は成長すると思っているので、歳をとったからといって、誰かに頼るだけでなく、教え導いたり、支援することだってできるはずだと思っています。(Give and Take の状態が私は相当好きなんだと思います。それが自分の人間関係の理想なのかも。)
靴下で変わった第二の人生
その方はとにかく、良い物を長く大切に使う方で、お気に入りのものを身に着け大切に扱うことを隣で見ながら、なんて丁寧な生き方なんだろう!と思い、さっそく自分でも真似することに。(結構単純です。笑)
最初にしたことは、3足1,000円の靴下をやめたことです。
それこそ私は12足同じものを買って、片方に穴が開いても残りの11.5足はどれも同じなので8足くらい減らないと困らないという安価合理メソッドを提唱していたのですが、そこにはどんな愛着もなかったのです。あと、全体的にくたびれていくので、少なくなっていく後半は、とてもみすぼらしい気持ちにすらなりました。
そこで、彼女のように、とても気に入った良い靴下だけを大切に履こうと思いました。
靴下屋さんに行けば分かりますが、良い物は高いのです。1足600円とか1,600円とかします。それでも気に入ったものを3足くらい選んで履くことにしました。
そうすると、朝なんとなく選ぶだけの靴下が、すごく晴々しい気持ちになれました。(後に、こんまりさんの片づけ方法で知るのですが、これが「ときめく」ということだったのでしょう。)
お気に入りの靴下ですから、洗濯も丁寧になり、結果、長持ちするようになりました。数年は同じ靴下を愛用している状態で、600円でも3~5年は持ちます。なんというコスパ!!と、使い古してから良い物の本当の価値に気づくのです。(靴下を夏用・冬用と分けている物もあるので、半年は使わない状態ができるので長持ちしているとも言えます。)
次から次へと少しずつ、いろんなものに愛着がある暮らし
歩くのも嬉しくなると、今度は靴が気になりました。
これも新しく2足、気に入ったもので良い物に新調しました。
2足としたのは、靴がくたびれないよう交互に履くためです。雨用の靴、登山用の靴とは違う、日常用に履く靴です。
少しずつ自分の身の回りの物が、愛着あるものになっていくと、外に出ることも家に帰ることも、どちらも晴れ晴れしくワクワクするように気持ちがよいのです。
何が言いたいかというと、
お気に入りのものを大切に使ってるだけでコストパフォーマンスが高くなり、日々がとっても気持ちよく過ごせる!ということ。
しかも身近なものでもすぐ始められます。日々の幸せがこんなにも手軽に得られるなんて!と振り返ってみて痛感しました。
そして、同僚さんから教えてもらった近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を実践して、さらに人生の生き方自体が豊かになって行きました。「丁寧な暮らし」って別に豪勢な暮らしをすることではないのだなとも思いました。
人の悩みの8割は人間関係とアドラーは言った
これは物だけではありません。人もそうです。
尊敬できる人や、笑顔の多い人、魅力的な人と過ごすことで、本当に日々が幸せなのです。
もちろん、人の悩みの8割は人間関係ですから(アドラー談)、私もそれまで人間関係に深刻な悩みを抱えていました。
それは嫉妬心です…
つづく!