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【おすすめの本】世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

社内での1on1の場が増えていたり、脱コロナから出社の要請が増えていたり、あらためて、対面で人と話をすることが重要視されている今日この頃。

本書では、
いわゆる”雑談”のときに何を話すかという小手先のテクニックではなく、
日本企業と海外企業の”雑談”に対するとらえ方の違いという観点から
日本の雑談の向き合い方の問題点を指摘している。

私が最もささったのは、
”雑談”をする目的を明確にすることである。
・業務において、この人とどうなりたいのか。どのように思われたいのか。
・業務の相手がどのような人なのかを別の人から情報を仕入れる。
・商談の最初の3分の雑談を通して相手の状況を把握し、
   商談の最終的な決定者などの実情を知り、ビジネスを有利に進める。
・信頼関係を構築し、“ラフォーレ”を作り出す。

このために、海外では戦略的に”雑談”を利用する。
決して”雑”などではなく、その場を乗り切る手段ではなく、
自身の目的の達成のために、緻密に”雑談”を利用するのだ。



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