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【書評】言いたいことが一度で伝わる論理的日本語(齋藤孝)

【あなたの気持ちが誤解されないために】
明治大学文学部教授・齋藤孝氏が、誰もが同じ理解ができることこそが「論理的」であるとし、省くことが伝統の日本語で言いたいことが一度伝わるためのポイントを解説する。

■目次
[1]紹介する本の情報
[2]本の紹介文
[3]ここだけは押さえておきたい5つの要点(抜粋)
[4]ここだけは実践しよう!
[5]編集後記

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   【note版】Share読書.Com vol.104
 『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語(齋藤孝)』
    http://sharedoku.com/archives/9559


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[1]紹介する本の情報

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【書籍名】言いたいことが一度で伝わる論理的日本語
     http://amzn.to/1Wcwtlf
【著者名】齋藤孝
【出版社】海竜社
【出版日】2016/4/7
【頁 数】189ページ
【目 次】
1章 日本語の“あいまいさ”を払拭する
2章 “言語の新しい血”が日本語を変えた
3章 混ぜると論理が破綻する
4章 慣れると便利な実践ワザ
5章 やさしい英語をヒントに
6章 ちょっと数学頭に切り換えて


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[2]本の紹介文

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本書は、言葉を省略する伝統をもつ日本語において、いかにして上手に効率的に言いたいことを伝えられるようになるか、論理的日本語力の上達法を教える一冊。


「自分の日本語を英訳して意味が通る英語になれば、その日本語は論理的である」という説明がとても印象に残る。
英語は文化圏が違う世界中の人間が話す言語だから必然として論理的に進化。
他方、日本語は狭い日本だけで独自に進化。
だから、英訳するトレーニングが有効というのは新鮮であり理にかなっているなと感じる。


相手に察する負荷をかけない日本語。オススメ。


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[3]ここだけは押さえておきたい5つの要点

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【1】
「日本語は主語や目的語、さらには述語、会話部分の始まりと終わりなどをどこまで省けるかに挑戦し続けた言語」と言ってもいいほどです。
それが日本語の「伝統」を形成した、という見方もできます。


【2】
「主語・目的語は、極力省かないほうがいい」
というふうに考えてください。それが、論理的日本語を使うための基本です。


【3】
がんばって翻訳文体に慣れる努力をしたほうがいいと思います。
文章をつくるときの頭が丁寧になってきて、ものの言い方も正確になります。


【4】
日本語を英訳したときに、ちゃんと意味が伝わる文章は論理的である


【5】
時間感覚は、実は論理的言語能力と深く関係しています。
なぜなら、「短時間で効率的に言いたいことを伝えられる」言語能力を駆使できることが、論理的言語能力だからです。


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[4]ここだけは実践しよう!

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【本日の実践】
主語と述語を極力近づけて文章をつくる

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[5]編集後記

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最近、日頃お世話になっていると感じる人に、ランチをご馳走するということを実践している。


まだ、これという感覚を得るまでではありませんが、笑顔で「ありがとう」と言われるのは気持ちがいいですね。


お声がけしたときは、ぜひ逃げないでくださいね(笑)


本日もご覧いただき感謝します。
次回の配信もよろしくお願いします(^^)
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