アマゾンから転職、シェアダインでの挑戦事業部長が掲げる「自分が在りたい姿を追求する会社」を目指して
アマゾン時代に感じた心のモヤモヤ
私がシェアダインに入社したのは2022年の3月です。私のキャリアを簡単に説明しますと、新卒で楽天に入社、デジタルマーケティング統括部にてデータ分析の業務に2年ほど携わった後、データ分析から導かれるインサイトをマーケティング施策に落とし込み、実際に数字を動かす部分の業務を経験したいと思い、アマゾンジャパンに転職しました。
アマゾンではコンシューマーマーケティング統括本部にて、大手のクライアントとの事業開発に取り組みました。アマゾンで4年半ほど勤めた後、シェアダインに入社しました。
楽天でもアマゾンにおいても動かせるものの大きさや、洗練された業務オペレーションの中で自身の成長を感じられる部分にやり甲斐を感じており、キャリアとしてのステップアップをしてきた感はありましたが、どうしても心の底から本気で仕事に打ち込みきれない感覚がありました。
自分はいったい、何に向き合って仕事をしていきたいのか。自分自身に向き合う時間を取って、考えました。導き出されたのは「何もないところから、何かを生み出す」「まだ価値が認められていないものが評価される」ということに自身の仕事におけるモチベーションを感じました。
私は学生時代に独学でコーディングとウェブデザインを学び、フリーランスでウェブデザイナーとして受託案件を請け負わせていただいたり、大小様々な企業でのインターンシップを通じ経験を積んできました。このまま就職せずにフリーで仕事をしていくという選択肢も考えたのですが、「IT業界の中でゼロから事業を立ち上げ、誰かの生活が変わるサービスを作ってみたい」と思うようになりました。
ゼロから事業を立ち上げるためには何を学べば良いのかと考えたときに、自分が持っているコーディングとウェブデザインのスキルとビジネスを結びつけるために必要だと思ったのは「データ」でした。そしてデータを多く抱えるIT企業を志し、楽天に入社することとなりました。
楽天での経験を通じ、データの活用法の基礎を身につけることができました。基礎から応用の技術を学びたいと考えたとき、もっとマーケティングを幅広く学びたいと思って楽天からアマゾンに転職しました。
でも、アマゾンで働いていた時代の後半期間は、しばらく心にモヤモヤがありました。事業開発には関わっているけど、新卒で楽天に入ったときに抱いた「自分で事業を作って世の中に提供していく」という感覚ではありませんでした。改めて自身が仕事において何を重要視するべきか考えた時、自分で事業を作っていくことに携われる機会を外部に求めることにしました。
シェアダインの事業に共感した2つのワケ
転職活動をし始めてから、いくつかの企業をチェックしました。自分が新しい事業作りに関わるという条件の他に、課題に向き合っている会社の事業に対して共感ができるかも重要なポイントでした。そんな中シェアダインと出会うことができました。
私がシェアダインの事業や取り組みに共感した理由が2つあります。1つ目は、私自身が結婚をして子どもが生まれてから、世の中の見え方が一変したことです。子どもを授かって、子育てという活動がこんなにも尊いものであるのに、社会は子育てに対応しきれてないと感じておりました。シェアダインのビジネスはそのソリューションの1つになり得ると感じたんです。
2つ目はコロナ禍になって、自分の時間の使い方に対する意識が変わったことです。コロナ禍になる前まで無意識的に行っていた行動や時間の使い方を、意識的にどう有意義に過ごせるのか考えるきっかけとなりました。
「食」の領域もその一つだと考えております。私たちは食を通じて何を楽しんでいるのか。おいしいものを食べることは、食の楽しみの一つでありますが、大切な人と過ごす時間も食を通じた幸せの1つです。外食がしづらい期間を経て、食の楽しみ方、生活における食の役割、に改めて向き合う機会となりました。
これまで当たり前だった食事を見つめ直して、意識的に食事を楽しむ時間を大切にする。シェアダインを知ってからこんなことを考え始め、もっとこの事業や取り組みを世の中に広めていきたいと思ったんです。
私はシェアダインに応募して、代表2人との面談に臨みました。2人はコンサル出身で、このフェーズの会社としては非常に長期的な戦略、ビジョンがしっかり作られており、この事業がこれから社会を変えていくことを非常に強くイメージすることができました。事業会社出身の自分が加わることでこの事業をよりドライブしていきたいと最初から感じておりました。
シェアダインに転職してからはとても充実しています。それが表情にも出ているようで、妻からは「アマゾンのときと顔つきが全然違うよね」と言われるほどです。確かによりポジティブに仕事に向き合えているし、毎日の充実感は自分でも実感があります。
仕事と生活をきっちり分ける人もいますが、仕事に携わる時間は1日の3分の1はあるので、報酬などの条件面も大切ですけど、仕事における充実感を得ることは人生を豊かにする上で本当に大切なことの一つなのだと実感しました。
在りたい姿を追求したい人求む 挑戦できる環境を整えています
私たちが一緒に働きたいと思う人物像は、シェアダインの事業に対して主体的に携わっていきたいと思える人です。自身のポジションの役割に縛られず、シェアダインはこうあるべき、だから自分はこう行動する、と考えられることに価値があると考えており、自走できる人を求めています。
シェアダインは「出張シェフ」というソリューションを提供するだけでなく、「自分が在りたい姿」を追求し、それを発信できる会社にしていきたいと思っています。
また、シェアダインはミッション・ビジョン・バリューを見直しました。それと同時に新たに「食の世界からソーシャルトランスフォーメーションを駆動する」というパーパスも作りました。
シェアダインは食のサービスを通じて、ユーザーの皆さまが求める「自分のありたい姿」に近づくサポートをしています。また出張シェフとして活躍するシェフの皆さんにおいても新しい働き方が生まれ、キッチンだけなく、どんな場所でも、好きな時間に調理業務ができるという新しいソリューションによって「新しいシェフの在り方」を提供してきました。
ユーザーやシェフだけでなく、シェアダインで働く私たち自身が「自分の在りたい姿」を追求しています。自分に向き合い、在りたい姿を追い求める方と一緒に仕事ができれば、もっと世の中が良くなると信じて事業を推進しています。
シェアダインでは、在りたい姿を追求するため、存分に挑戦できる環境を整えています。
私のキャリアにおいて、キーワードとなっているのが「挑戦」です。私は学生時代に1年間休学して、世界一周の旅をしました。大学に入ってから、なんとなく敷かれたレールの上を歩いている人生だなと感じ、そんな自分を変えたいと思ったんです。
8ヶ月で30ヶ国ほどの国を回りました。旅に出る前は未知なる出来事に対して不安や恐怖を感じるタイプでしたが、次の移動手段や宿泊先を決めるのも前日や当日ということもザラでしたし、不安とか恐怖とかを感じる余裕がないほどの毎日でした。
世界一周という挑戦をして帰国したときは、挑戦することへのハードルがかなり下がりました。学生時代にコーディングとウェブデザインの勉強をしたのも、世界一周の旅をしたときに「世界中の人に影響を与える人になりたい。IT業界でならそれがかなうんじゃないか」と感じ、未経験ながらこの領域に飛び込む決断をし、今に至ります。
フリーランスだった学生時代の私に仕事を振ってくださった方は、半分は私の挑戦を応援する形でお仕事をいただいていたのではないかと今は感じます。仕事を任せてもらったからには結果を出さないといけない。そのためにはどうすればいいかを考え、結果を出してきました。私が挑戦の繰り返してステップアップをしてきたように、シェアダインで働く人にもこうした挑戦できる環境を作っていきたいと考えております。
シェアダインは、新しいステージに挑戦します。この挑戦に共感してくださる方の応募を心待ちにしております。
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