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小学生の習性。想定していなかったこと。

店を開業する前、
小学生が来ることを想定していなかった。
逆に想定的できたのは、すぐ近くにある明石高専があるので、
明石高専生は1日に1組くらい来るかなあと思っていた。

オープンすると、
小学生がシロップかけ放題のかき氷を目的に、
小学生がわんさかやって来だして、

明石高専生は週に1人来るか来ないか。

商売ってそんなもんなんだろうなと思う。

そして本当に想定外だったのが、
自転車での来店だった。
小学生のほとんどはで自転車でやって来た。
4人で来ると4台、10人来ると10台の自転車が店の前に並ぶ。
もちろんご近所から苦情が来る。
子どもたちに
「ちゃんと店の前に置いてな。はみ出したらあかんで」と言っても、
「なんでえ?」
と返って来る。
もちろん注意をすると素直に直してくれるのだが、
次に来た時にはそんなことは忘れている。
なんで隣の家の前に置いたらあかんのかを理解していないのだ。
「迷惑掛かって、おっちゃんが怒られるねん」
と何度も言っておかなければならない。

さてさて、昨日は夜営業3日目。


お兄さん1人がたこ焼きを食べに来た。
次に近所のおじいちゃんが焼き芋を買いに来た。
次にタクシーの運転手さんがおでんとおにぎりを買いに来た。
「遅くまでやりだしてんな?」
「そうなんですぅ」
「その方がええで。昼間は子どもらの自転車が並んでたら入る勇気いるしな」
これはよく言われる言葉だ。
店が狭いだけに、自転車が3、4台並ぶと満席だとも思われるのだ。
ちなみに現在は寒くて小学生の来店は激減しています。
そして次に、
小学生の頃からの常連中学生の一人がやって来て、
「明日来れたら来るわぁ」
って言ってくれた。

売上は相変わらずあかんけど、
なんか嬉しい1日でした。

(らおばん)

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古本喫茶店主らおばん
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