Six Star Journey〜まずはロンドンマラソン(その1)〜
世界にはあまたのマラソン大会が存在しますが、その中で6つの大会が最もメジャーだとされていて、その6大会全てを制覇した者には「Six Star Finisher」の称号が与えられます。その称号を得るための道が「Six Star Journey」です。
6大会とは、ボストン、ニューヨークシティ、シカゴ、ロンドン、ベルリン、そして東京です。
という訳で、4月23日の『ロンドンマラソン』を走るのですが、ここに至る過程を何回かに分けて記載します。
まず、自分のランナーとしての背景を簡単に。
もともと運動経験は、ほぼゼロ、実は中学時代に陸上部に籍を置いていましたが、陸上部を選んだのは、野球やサッカー、水泳、格闘技など、観るのは大好きですが、何一つとして上手くやれるものはなく、運動神経がないというか、不器用かつパワーがない、唯一人並みに出来ることが「走る」ことだけで、そういう消極的な理由だけです。ですから、籍は置いていたのですが、真面目に練習はしないし、大会にも出たことない、何ら記録も残っていない、中学卒業後は40歳過ぎまで、何の運動もしていません。
そんな自分が走り始めたのは、2006年くらいだと思います。きっかけは『東京マラソン』です。『東京マラソン』は07年が初回ですが、当時の今は亡き石原慎太郎さんが構想をぶち上げたのを聞いて、「これは面白い」と思って、10キロの部を走りたいと、ちょっとだけ走り始めました。
それから20年近く経って、これまでにフルマラソンは30本以上、10キロとハーフのレースを合わせて100本くらい走っています。
フルマラソンの自己ベストは、2017年3月12日の『古河はなももマラソン』の3:35:36です。
今はサブ4.5目線で走っています。
さて、もともと走りたかった『東京マラソン』は初回から落選続きで、やっと2019年に走れました(巻頭のメダルです)。その前後で「Six Star Finisher」の存在を知って、その獲得のための旅が始まりました。
まず、気軽に申し込んだ『シカゴマラソン』に当選して、2019年10月の『シカゴマラソン』を走る予定でしたが、記憶している人も多いと思いますが、ラグビーワールドカップで日本中が沸く中で上陸した台風のせいでフライトキャンセルとなって走れないという、自分史上最大級な痛恨のミスを犯してしまいました(自然災害だから仕方ない、とも言えますが、何が痛恨かは追々説明します)。その後は、ご承知の通りのコロナ禍で、旅は一歩も進まず、今日に至っていますが、いよいよ4年間止まったままの旅の時計が、動き出す時が来ました。
The time has come .
時は来たり、です🎶