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高知龍馬マラソン(25.2.15)走りました🎶
天は我に味方す
2週間ほど前から高知の天気予報をフォローしていたが、15日の日曜日だけは雨の予報で頭を抱えていた。雨を覚悟して、ビニール合羽まで用意したが、冬の雨マラソンは何とか避けたいのが人情である。
さて、レース本番、昨夜からの小雨は見事にあがって、薄日が差し気温もそれ程下がらず、もちろん雨上がりで適度に湿度があるという、絶好のマラソン日和となった。
フル防寒で用意したウエアは、3段階ほど軽くしてレースに臨める。まさに、天が味方した、最高のコンディションである。
レース内容は・・・
レース前のトイレ行列で出遅れて、スタート位置は、本来のDではなく、Fあたりとなり、5時間のペースランナーの近く、スタートラインを越えるまで5分程度を要した。
前走より2キロ減量した効果で、スタートから押さずにキロ6分前後で進める。調子は良さそうだ。
スタートからは、高知市内を東に進む。街中で声援が途切れない。テンションが上がるが、落ち着いてキロ6分を維持する。
「わざわざ高知で」という若干自虐の入ったフレーズがテーマのようで、「わざわざ高知で走ってくれてありがとう」のプラカードが目につく。
昨日から思っていたが、「高知好きかも❤️」の想いが増してくる。
コースは9キロ過ぎで右折、南下して浜に向かう。数分前にスタートしたはずのサブ4.5のペースランナーが目に入る。よせば良いのにペースが上がり、サブ4.5を捉える。一瞬、ここに着こうか、とも思ったが、逃げることにした。
ここからは、田園風景。それでも応援は絶えない。
20キロまで、キロ6分でクリア。いよいよ、このコース最大の見せ場である浦戸大橋に差し掛かる。長さは約1.5キロ、50m登る。ここでブラスバンドは絶妙の「負けないで」、背中を押されて橋を登る、登る、登る。このレースには、青学の現役ランナーがはじめてペースランナーとして参加している。現役学生最強マラソンランナーの若林くんが、サブ3.5を引っ張っている。「若林くんの橋登りを見たかったなあ」と思いながら、橋を越えた。かなり脚にきた。ここでキロ6分のペースが維持出来なくなる。
桂浜から西へ海岸沿いを進む。
このコースは、32キロに折り返しがあり、行きの26キロから帰りの38キロまで、ランナーがすれ違える。前を行く速いランナーの走りが見えるのは面白い。
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ゲストランナーの金哲彦さんは、スタート前に「今日はサブ4で」と言っていたが、とてもそんなペースでないハイペースですれ違う。しばらくしてサブ3.5の青学若林くんが、満面のスマイルで手を振ってすれ違って行く。
青色吐息の当方は、エイドのクリームパン、羊羹で、その都度、多少息を吹き返しながら粘る。
仁淀川のアップダウンで更にペースが落ちて32キロの折り返し。このままキロ7分まで落ちなければ4時間半はクリアできる。
折り返して1キロ足らずで、サブ4.5のペースランナーが迫っている。程なく追いつかれたが、ついて行けない。
それでも意外に粘れる。
ターゲットを昨年4月「あおもり桜」の4:27:44に上方修正する。
ゴールの春野陸上競技場までの最後1キロは、猛烈な上り坂だ。ここで大崩れしなければいける。
このタフなコース、今の状態ではベストな結果、ホスピタリティ溢れる高知の皆さんの声援に助けられた結果だと思う。
32都道府県目をゲット、残すところ15県となった。
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ネットで4月以降最速
ゴール地点ではゲストの広末涼子さんが、インタビュアーをやっていたり、高知駅に戻るシャトルバスには、大きなカメラを抱えた青学ランナー追っかけのお嬢さんもいて、華やかな大会でもあった。
レース後は、高知在住の旧友と久しぶりの再会、何とも嬉しかった🎶
思い出に残る充実した楽しい高知であった。