Six Star Journey〜まずはロンドンマラソン(その4)~
2019年のその後~コロナ禍
2019年の惨敗(以下、その3で記載の通り)で分かったことは「抽選の結果後に動いても遅い」です。いま考えてみたら当たり前のことですが・・・
2019年は、その後、奇跡的に当選していた10月の『シカゴマラソン』を、台風によるフライトキャンセルでDNS(陸上競技用語で「出走しない棄権」のことです:Did Not Start)し、それに懲りずに翌年(2020年11月)の『ニューヨークシティマラソン』のチャリティー枠を確保(この話は別途します)したため、『ロンドン』はその後に考えることとしていたところ、ご承知の通りのコロナで予定は全て白紙となりました。
そういう状況でも、『ロンドンマラソン』自体は、通常の4月開催を10月開催に変更して、2020年から22年まで一度も中止することなく開催されています。
2022年3月頃には、日本でもコロナは落ち着いてきて、『ロンドン』が23年から通常の4月開催に戻るという情報が入ってきました。
加えて、自分の個人的な事情として、2023年3月末をもって、今の会社を定年退職することを決めており、いよいよ「Six Star Journey」再開の時が来たと確信しました。
その第一歩として、2023年4月の『ロンドン』をターゲットに定めました。
ターゲットは2023年4月!
ところで、記載の通り2022年の『ロンドン』は10月開催で、次回23年大会の抽選は22年10月になる予定でした。「抽選前に動く」は決めていたものの、いつから動くべきか?分からない中、次回23年大会については、公式ホームページでも触れられていない3月初めに「London Marathon 2023」で検索したところ、複数のチャリティー団体がヒットしました。
その中の4団体にアプローチしました。
アプローチ方法は、所定のフォーマットを埋めるだけの簡単なもので、その中の一団体から即日オファーメールが届きました。
これには驚きました。
2019年には全く反応がなかったのですから、やはり早く動いた効果があったようで、その後、もう一団体からもオファーがありました。
最初にオファーの来た団体(Phab Kids)のチャリティーに協力して今回の出走権を獲得したのですが、この動きは相当早かったようで、何度も「22年大会ではなくて23年大会だよ」と念押しされました。
3月3日に当方がアプローチして、ほぼ即答のイメージで膨大なレギュレーションと共に2週間の有効期間で「この条件を満たせば参加を認めるので返事をくれ」というメールがJanineなる人物から届きました。
何度かやり取りして分かったことですが、このJanineがPhab Kidsのチャリティー責任者で、ほぼ1人で取り仕切っている人物です。会ったことはありませんし、メールでのやり取りだけですが、多分、自分と同年代の聡明な女性という印象です。
膨大なレギュレーションを辞書を片手に紐解いて、結局よく分からないところもありましたが、要は「決められた期日までに、決められた額の募金を集めたら出走できる」というだけのことで、それに関連して細かい取り決めがある、そこの不明点はあるものの、リスクは承知で3月8日には「了解」のメールを送りました。
その時の了解メールの文案が残っていたので、掲載します。この文章の元ネタは2019年に各団体に送ったものですが、その時には一週間くらい四苦八苦して作成したもので、それを今回手直しして使いました。
Dear Janine,
Thank you for your reply .
I understood your policy, and accept your offer .
I am 59 years old, a bank clerk and a city runner, living in Tokyo . I took part in the Tokyo Marathon in 2019 for a charity of children , and completed the race in 3:49:37 . I would like to be helpful to support someone who is even unrelated for me without borders . I would like to join a team, and take part in London Marathon . So I found your site by chance . In Japanese proverb “sode suri aumo tasho no en” it means “Even a chance meeting is due to fate” . I can ask for cooperation around the world , and I can do it for your team in Japan, and as Japanese in UK .
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Yours sincerely,