もうすぐ『ロンドンマラソン(23.4.23)』走ります(番外編~サッカー三笘選手を応援したい~)
いよいよ本番まで3週間を切って緊張感が高まってきました。ここで思わぬトラブル発生です(身から出た錆、余計なことをしてツボにハマっただけですが)。
サッカーとの不思議な関係
元来、スポーツ観戦は何でも好きですが、野球派かサッカー派かと言えば野球派です。子供が小さい頃は、次男がサッカー大好きだったので、よく観戦に行きましたが、最近はそこまでの強い興味は持っていません。
ところで、自分のこれまでの海外渡航とサッカーには奇妙な因縁があります。
初めてヨーロッパを旅したのが、1990年6月でした。ロンドン、パリと回って、最後の旅行地ローマに到着したところ、ローマの空港は何やら只ならぬ気配で、免税店ではアルコール類が全て販売禁止になっていました。土産にワインでも買いたいな、と考えていた自分はガッカリ、というより、どうしたの?とビックリ・・・あとで分かったことは、1990年ワールドカップ・イタリア大会とどんかぶりだったのです。だったら会場の雰囲気だけでも味わいたかったなと。
今では信じられないことでしょうが、当時の日本人にとってのワールドカップは、その程度(やってることも知らない)の位置づけでした。例の「ドーハの悲劇」は、この3年後1993年、初出場のフランス大会は8年後の1998年です。
次は2019年5月、トルコのイスタンブールを旅したときです。イスタンブールにはガラタサライとベシクタシュというビッグクラブがあって(もうひとつあったと思います)、両チームの対戦は「イスタンブール・ダービー」と呼ばれて、街中が大騒ぎになります。その大騒ぎの最中に、イスタンブールにいたのですが、当時、この2チームに、長友選手と香川選手がいたのです。これは是非観たいと思いましたが、事前の準備もなく、思いつきで現地にてチケットを入手するほどのノウハウも、そこまでの情熱もなく、ただただ街の喧騒を楽しんでいました。
さて、三度目の正直です。
『ロンドンマラソン』を一か月後に控えた自分は、フェイスブックで世界中の出走予定者が情報交換するグループを、日々チェックしていました。ある日「FA semi-final」というワードが頻繁に出現してきて、どうもマラソン前日の22日の土曜日に、サッカーFAカップの準決勝が開催されるため、ロンドンのホテル、交通など混雑しそうで要注意、ということのようでした。極端なサッカー熱はないのですが、これだけの情報で「フットボールの本場で三笘選手の活躍を観たい」と連想するくらいの知識は持ち合わせています。
マラソン本番前日にサッカー観戦で疲れたらどうするの、という正常な考えと、この三度目正直は実現するしかない、これは運命だ、という変な理屈が交錯して、少し迷ったものの変な理屈が勝って、早速、チケットを(ちょっとビックリの価格、ロンドンマラソン出走プロジェクトの総予算に影響しそうな額で)入手しました。
聖地「ウェンブリー・スタジアム」
映画「ボヘミアラプソディ」のクライマックスシーンは、ライブ・エイドのシーンですが、あれが「ウェンブリー・スタジアム」です。ただ当時のスタジアムは2002年に建て替えられて、現在のスタジアムになっています。
コンサートにも使用されますが、基本的にはサッカー専用スタジアムでサッカーの聖地です。この外観だけでも訪れる価値ありですし、そこで三笘選手を応援できれば最高です。
試合はマラソン前日の22日15時から、三笘選手のブライトンと相手は何とマンチェスターユナイテッドです。準決勝ですのでもう1試合と計2試合ともが22日15時スタートで販売されて、時間変更はあり得る、という条件です。時間変更というのは、どちらの試合を先にやるかによって変わってくる、という意味だと理解して、翌日のレースのことを考えると、予定通り15時から開始して欲しいなあと思ってました。
ところがチケット購入の数日後、試合の日時が23日の16:30に変更となったと販売サイトから連絡ありました。
ということで、現在、善後策を交渉中です。基本はキャンセル不可(これは予め記載されています)。マラソン終了後に駆け付けるか?とも思いましたが、「何とかしてくれ(refundしてくれ)」と無理を承知で交渉中で、先方からも譲歩のオプションが提示されてきました。
フライトキャンセル?
そうこうしているうちに、JALの予約センターから電話があり、電話は受けられなかったのですが、これはフライト変更に決まっています。
今回は羽田⇄ロンドンのフライトと、ロンドン→ポルト、リスボン→ロンドンを加えて予約を入れていますが、既に何回もフライト時刻が変更になっています。その際は、全てメールで連絡がありましたので、電話があるということは、相当シリアスな事態です。
渡航前に心労でクタクタになりそうです。
結局、リスボン→ロンドンがフライトキャンセルになったとのことで、何とか代替便の手配がついて一件落着です。
『ロンドンマラソン』終了後、ポルトガルを観光しようと計画していますが、今回のフライトキャンセルもそうですが、このポルトガル行きに関連するゴタゴタが多い。三笘選手の件もそうですが、マラソン以外に余計なことに手を出して、そこでトラブってる、正に「身から出た錆」。ただ、何かやれば何かのトラブルに巻き込まれるのですが、だからといって何もしないのでは、何も得られない。トラブルも含めて楽しんでいます。
前回の投稿で、なかなか明らかにならないことをボヤいていた「ランナー受付の案内」が、やっと公表されました。