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防災備蓄 ~備えていますか?~

2月15日は、茨木市地震災害市民避難訓練でした💪

私たちは、「ほくせつ親子防災部」として、訓練が終わった後に「おにクル」で、備蓄の啓発をしてほしい…とのご依頼をいただきました😊

お声がけいただいたのは、IBARAKI PROJECT などをされている、NPO法人和の心 さん✨

茨木市は、市民活動を応援する「チャレンジいばらき補助金」制度があるのですが、「連携型」(補助対象団体が多様な主体と連携し提案する事業)でのご指名でした。

……任せろ(笑)
任せてくれ😎

「連携」は、超得意分野です💪

大人も子どもも慣れたもので、FBに「お手伝い大歓迎」と、1行書いただけで、続々と集まってくれました👍

「今日のミッション!!

子ども店長さんは、防災備蓄のアルファ化米をつくります。

いつものカップに入れて、いつものように配ります。

皆さんに、『備蓄していますか?』と、声をかけてください。

茨木市からアルファ化米のサンプル(賞味期限の近いもの)をいただいています。

ことことキッチンに置いてあるので、備蓄の大切さを教えてあげてください。

取りに来られた人に説明をして、1人に1つお渡しください。

以上!!」

説明、それだけ😆

自炊塾で、「見て・学ぶ」を身につけている子どもたち。
(今回の子ども店長さんは、小学生が9人)

アルファ化米調理をしたことのある子が、初めてする子に教えながら進めてくれました😊

初めて参加する子が、年長者のやることを真剣に見ています。

1箱目は年長者が率先してつくってくれましたが、2箱目以降は、やったことがない子ができるようになるために、年長者がそっと見守ります。

初めてやる子は、こぼしたりするのですが、

「いいよ、いいよ!大丈夫。
次はうまくいくから😊」

そんな声かけが自然と出てくるのも、自炊塾を通して成長しているからですね💖

「大人は手を出さない」
「子どもたちのチカラを信じる✨」

わたしたちが大切にしていることですが、予想をはるかに上回っていました✨

お湯を入れるのだけ
ボランティアさんがお手伝い
具に偏りがないように
丁寧に
ちょうど良い量を子どもたちが考えて
手際よく準備完了!
「行ってきます!」
「自分たちでつくりました!」
「防災食です!食べてください」

印象的だったのが、子ども店長さんが声をかけると、皆さんが「ぱっ」と笑顔に変わることでした😊

まるでお花が咲いたように、皆さんの表情が明るくなりました✨

子ども店長さんが、まっすぐな気持ちで「備蓄をしてほしい。そして、美味しいから試してほしい」と、声をかけてくれているからです😊

茨木市の備蓄には限りがあります。

茨木市全体が被災した時、全員分の食料はありません。
赤ちゃんや健康に配慮が必要な人が食べられるものは、ほぼありません。
「自分のものは、自分で備える」が、基本です。

子どもたちは何度も防災イベントに参加してくれているので、
「子どもの命を守れるのは、大人です。まずは大人が備えてください」と、
大人顔負けのプレゼンをしてくれていました💖

「梅がゆは、梅がふりかけみたいになっているので、
おかゆにもなります。離乳食にもなります」

工夫をこらして、プレゼンしてくれていました✨

大人には、「おいしいですよ!」と。
学生さんたちには、「勉強がんばってくださいね」と。

必ずひと言メッセージをそえていた子ども店長さんたち。

「キッズがつくったので、食べてください」と、私が余計なひと言を加えると、「キッズと呼ばないで!店長です!!」と、返されました😳

プロです。
プロでした✨

カップ試食は700個用意したのですが、全て配ってくれました!

子どもたちはカップの数だけ見知らぬ人から、

「ありがとう」「おいしかったよ」「すごいね」と、やさしい言葉をもらっていました✨

やさしい言葉が飛び交うまちは、やさしいまちになります🌈

続いて。
ポリ袋クッキングのデモンストレーション。

1袋でお米1合を炊きます
業務スーパーの肉団子。
なんと1キロ 税抜き448円!

今回は、卵アレルギーの子がいなかったので、肉団子6個に、卵2個を割り入れて、「肉だんご丼」をつくりました。

ポリ袋クッキングは、みんなのお昼ごはん用につくったのですが、タイミング良く!!佐村河内さん登場!!

大阪北部地震の時に、災害ボランティアセンターの責任者として、市民を支えてくださった佐村河内さん。

今回は、親を頼ることができない若者のために、「倉庫から冷蔵庫を引き取って、引っ越し先に運んでください」というお願いLINEに応えてくれました👍

さすが、災害支援のプロ。
楽勝で「終わったよ」と来てくれました😆

北部地震の時も、佐村河内さんの日常の動きがあったから、非日常時に顔と顔の見える支援が進みました🌈

日常からの「連携」大事です!!!!!
大阪北部地震の学びをまとめた記事はこちら

さて。お腹も満たされたところで、デザートづくり💖

大好きなお兄ちゃんたちと!

ホットケーキミックスをポリ袋に入れて、バナナ1本を入れてつぶし、牛乳を入れて混ぜる。
分量は適当。

粘土くらいにまとまったら、お鍋へ!

全てのメニューが、「美味しい!!!」と、大好評でした✨

電気・ガス・水道が止まっても、カセットコンロ・ガスボンベ・ポリ袋があれば、美味しいご飯を食べられます😊

ポリ袋クッキングをやっていると、

「知りたかったけれど、教えてくれる場所がなかったから実際に見れて嬉しい!」

「広報を見てたけど、気づかなかった。自分もやってみたい!」
(すみません。当日やることを決めたので、アルファ化米しかチラシに書いていませんでした)

「次、いつあるの?」

そんなお声を沢山いただきました😊

ここ最近では、つどいの広場2か所(3月にもう1か所)、子ども会1か所でやらせてもらいましたが、どの会場でも「知ることができて良かった!」と、感想をいただくので、茨木市主催で広めてくれるといいな👍

講演会が始まり一段落

小学生も、高校生も、大人も…
みんなでおしゃべりをする時間は、いつも大切にしているあたたかな時間です💖

講演会が終わって会場から出て来られた方に備蓄の説明をして、危機管理課さんからいただいたアルファ化米のサンプル150個を配り終えました😊

9名の子ども店長さん、お疲れさまでした!!!

大切な未来が守られますように🌈

お世話になった皆さま、ありがとうございました😊

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