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【二拠点生活のはじめ方vol.6】二拠点生活は「場所決め」が9割!成功に導く6ステップ
これまで5回に渡り、私が二拠点生活を始めようと考えるに至った経緯や思考の変化、そして具体的な行動についてお伝えしてきました。
この記事では、ここまでの連載を踏まえて、二拠点生活を始めるための6つのステップを、具体的な事例を交えながら解説していきます。
二拠点先を決めるまでの思考と行動プロセス
現在の居住地とは別に“サブの拠点”を検討するのは、「地方移住」よりはプロセスが少ないかもしれませんが、地域をどこにするかだけでもこれぐらいのプロセスが必要になります。
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ここからは、上記の図をもとに、具体的なステップで解説をしていきます。
1. 漠然とした夢を言語化する:二拠点生活の目的を明確にする
まずは、なぜ二拠点生活をしたいのか?を明確にする必要があります。
これは、場所選びの指針になります。
例えば、私の場合は以下の3点が目的でした。
家族での移住候補地としての検討
地方での事業展開
東京の友人・知人との交流拠点
漠然と「地方に拠点を持ちたいな」という夢を言語化し、目的を明確にすることで、最適な地域や物件を選ぶことができます。
2. メリットとデメリットを分析する
二拠点生活は、夢はあれどメリットとデメリットが表裏一体です。
大事なのはデメリットをどれぐらい事前に把握しておけるか。このあたりも洗い出しておくのが良いと思います。
メリット:仕事とプライベートの両立、自然との触れ合い、新しいコミュニティ形成など
デメリット:移動時間・費用、生活環境の変化、住居の管理など
これらのメリット・デメリットを、自身の状況に合わせて、どのようにバランスさせるのかを考えると良いでしょう。
3. 候補地を徹底的に視察:五感を研ぎ澄ませ、情報を集める
写真や情報だけではわからない魅力や課題を、五感を使って体感しましょう。
特に、将来的な移住を検討する場合は、家族で長期滞在することをおすすめします。
複数の候補地を比較検討することで、より最適な場所が見えてきます。
それぞれの場所の良さ、課題を比較検討し、優先順位を明確にしましょう。
4. 優先順位を決め、理想の場所を決める
1の「二拠点生活の目的」に立ち返り、優先順位を整理します。
家族がいる場合は、それぞれの希望を話し合い、共通認識を持つことが大切です。
居住地からの距離、自然環境、コストなど
複数候補地がある場合は、優先順位の高いもの同士で比較検討し、どこが最適化を見つけ出す必要があります。
検討するポイント
メイン居住地からの距離: 移動時間、交通費、訪問頻度を考慮
利用目的: 仕事、趣味、休息など、目的によって最適な場所が変わる
訪問頻度: 頻繁に訪れるのか、年に数回程度なのかで、拠点の選び方、物件の条件が変わる
5. 予算を決定する:綿密な計画と、現実的な数字
二拠点生活にかかる費用を、綿密に計画しましょう。
メインの拠点と別に費用がかかるため、あらためて二拠点先の「いくら」かけられるのか、具体的な数字(予算)を出すことをお勧めします。
想定される出費
初期費用:物件購入費、リフォーム費用、引っ越し費用など
ランニングコスト:住居費、光熱費、通信費など
その他:移動にかかる交通費など
想定外の費用が発生することも考慮し、余裕を持った予算設定を心がけましょう。
6. 拠点を整備し「二拠点生活」のスタートさせる
5で決めた「初期費用」でかけられる予算に基づき、どのように拠点を整備するかを検討しましょう。
空き家の場合、リノベーション、DIYをするなど、滞在するのに最低限必要あな手を加えなければならないでしょう。
賃貸物件の場合は、メインの住居とのバランス、予算などを考慮する必要があります。
二拠点生活を開始するまでは「意思決定」ポイントたくさん!
二拠点生活は、人生の選択肢を広げる新しいライフスタイルです。
ただし、お金もかかることなので綿密な計画や、自分自身の優先順位の整理や、家族との調整が欠かせません。
計画的に準備を進め、自分にとって最適な二拠点生活を実現しましょう!
次回からは、具体的なリノベーション計画についてお話しします。