SHAPES#1(new!)_Mentor Magazine vol1レポート
はじめに
こんにちは〜!
前回の投稿からおよそ二ヶ月くらいが経ちました。みなさんお元気でしたか?暑い日寒い日が交互に来て、何だかよくわからない天気ですね…。
さてこちら先日6/30に行われたSHAPES第一回「Mentor Magazine vol1」についてのレポートです。
…んんっ?今までもSHAPESやってたよね?何で第一回?
実はSHAPES、新体制を発足!「デザイン」とは何か。どうしたらデザイン力が高まるか。など根本から見直し、コンテンツを再考。これまでからさらにパワーアップして帰ってきました!
こちらパワーアップの詳しい内容は、近々記事を出す予定ですので、お楽しみに。
今回のワークショップの様子
今回は「Mentor Magazine」と言って、Life is Tech ! のメンターの皆さんにそれぞれ自分を紹介するページを見開きで作ってもらい、それを集めて雑誌にしよう!という企画内容です。
vol2が終わったら製本する予定!どんな雑誌が出来上がるのやら…ワクワク!
17:30にオフィスに集まってきたメンター達。
今回実はNew Faceがたくさん。SHAPESに初めて来た!というメンターもいれば、新たに加わった後輩メンターも。
始まりはみんな少し緊張気味でした。
そんな中、盛り上げようと頑張ってくれたのはぴろぽん!
これからもっと面白くなるのを期待してるよ(笑)
さてワークショップの話に。最初はみんなでグループに分かれ、いろんな雑誌を見て、それぞれの雑誌にはどんな工夫がされているのか、なぜ見やすいかについて話し合い。
結構盛り上がりました&後輩メンター先輩メンターがいい雰囲気になりました。この後、グループごとに話し合ったことを発表してもらいました!
「『&』で繋ぐことで店の統一感があるよね」
「商品名や値段は結構主張弱いね」
「商品の説明は四角でくくってあるから他と比較できているよね」
「辛い食べ物を紹介するページだから、基本構成は店のページ+食べ物」
「店の中での何がスパイシーなのかが明らかだよね」
「店の名前は目立たいから、枠線で囲ってあり、付箋っぽいデザインであることからとてもわかりやすい」
「店ごとがブロックになっているので美しいしわかりやすいな」
といったようにそれぞれの雑誌について色々な意見が出ました。
他の雑誌でも
「お弁当の紹介とお店の紹介は違うから、フォントとか色を変えてアクセントにしているね」
「情報が違うことを明らかになっているね」
などと雑誌の特徴を細かいところまで見れていた意見も出たのでとてもよかったなって思います。ぜひこの記事読んでいる方も、自分で雑誌を引っ張ってきて一旦分析してみてください!自分の作品に取り入れられるかも?!
ここでワンポイント。
「なるほどデザイン」という本に書いてあることですが、雑誌だけでなくデザインを作るときに大切なのが、「5W1H」です。
Who(どんな人に伝えたいのか)
What(何を伝えたいのか)
Why(なぜ伝えたいのか)
When・Where・How(いつどこでどのようにして伝えたいのか)
・Who
誰が対象なのかはとても大切ですよね。子供向けならポップなデザインになるかもしれないし、大人の女性向けなら柔らかくも洗練されたデザインになりそう。知識があるひとに向けてなのか、ない人に向けてなのか。興味がある人に向けてなのか、全くない人を引き込みたいのか。年齢性別、その人の背景によってデザインは変わってきます。
・What
もちろん伝えたいことがなければデザインも始まりません。重要なのは、伝えたいことをテーマからさらに細かく分類することです。料理の本だったら、作り方を伝えるのか、美味しさを伝えるのか、簡単なことを伝えるのかによってもデザインの雰囲気はだいぶ変わりますよね。
・Why
これは相手がそのデザインによってどうなって欲しいかによりますよね。その内容を好きになって欲しいのか、理解してもらいたいのか、覚えてもらいたいのか。ある意味では「相手をどうさせたいのか」を自分で決めることができるポイントでもあると思います。
・When・Where・How
伝えたい相手がこのデザインとどこで出会うかも大切です。意識していない瞬間にふっと見る電車広告なのか、それとも興味が湧いた時にじっくり見てもらいたい雑誌なのか、気になるワードで検索した結果のWebサイトなのか。それぞれでまたデザインは異なります。
こういったように何かを伝えるデザインをするには「5W1H」をしっかり定めて、よりピンポイントに刺さるデザインを考えていくことが重要なのです。
今回の「Mentor Magazine」で言うなら、「一緒に働いているメンターのことを知りたいメンター」に対して、「自分がどんなメンターであるか」を伝え、「自分と仲良くなってもらいたい」と思って作る「オフィスないしは手元にある雑誌」になるわけです。
少し長くはなりましたが、デザインって奥が深いですよね。パパッとやるのは簡単ではない…
ここからは実際に自分のページを制作していきます!!!!!使うソフトはillustrator。
まずは運営陣が先に作った自分のページを紹介。
自分の写真を全面に使ってくるあたり、さすがあっぷるだなって感じですね。ですがここにも一工夫。写真を全体に使う時には文字の色に工夫が必要です。もし文字がどうしても合わない場合は後ろに半透明の四角を置いてあげるとうまく調和します。
こちらはニノの一部分。円を描き、そこにパス上文字ツールで文字を入れてくれています。これはいろんな人が使えそうなツール!
コーヒー飲んでますと書いておいて、実はカフェオレ派だと言っていて突っ込まれてました。ニノ、嘘は書いちゃいかんぞ!
この後、あっぷるがテンプレートの使い方を色々教えてくれました。
ガイド線は基本消さず、邪魔な時は見えなくするだけ。(レイヤー部分から目のマークを押せば見えなくなりますよね!)
雑誌なので使うのは「エリア内文字ツール」。テンプレートはすでにこのツールが使われており、文字を編集するだけで大丈夫にはなっていますが、自分で作る方はぜひこのツールを使ってください!(四角を描いて、そこにエリア内文字ツールのカーソルでクリックすると状況はわかるかと!)
だいたいこれくらいがわかっていれば作れそう!ではレッツゴー!
着々と進んでいますね!
みんな目がガチである。
真剣に制作をしていたことで前半の制作時間はあっという間。
ここでニノがデザインに重要な四原則を再度話してくれました。
私の作品の例をとって
「ここの余白とここの余白は大きさが違うよね。だから分類分けされて見えるんだ。」とのこと。
同じ情報(左側の文章と右側の写真)のまとまりのなかにある余白は小さい。すなわち近接の原理。これがもし、上のコンテンツと下のコンテンツの間の余白より大きかったら、左と右が分裂した情報と捉えられるようにになってしまいますよね。こういった地味なところで四原則がとても大切なのです。
とにかく頑張って吸収しようとする人たち。
ちゅうはどうやら自分の作品に納得いかない部分がある様子。
こちらの作品。
えいみぃ「これの場合、メインである顔が右側なのに、字が多いのも右側で情報が右側に集中してしまっているのが良くないかも。左側もっと活用できそう!」
ちゅう「Agree!」
ちゅう「あとね、字が白のMだけ目立っているのが気になるの。他の字もある程度は目立たせたいんだけど」
あっぷる「背景が暗いときに字を載せる方法は二つある」
①白いドロップシャドウをつける
デフォルトの黒だと変だし、変わらないかもしれないけれど、ぼかしを大きくして、白のドロップシャドウにすると程よく目立つ
②暗い写真に被っている部分だけ色を反転させる
字を写真の外と被っている部分で分けてあげる。→字が太いときの方が有効。
あっぷる「今回は前者の方が良さげかな。」
あっぷる「写真から字をはみ出させる勇気がすごいと思う。最初ってなかなか枠から抜けられないんだけど、それを抜けてくるちゅうさすがだわ。」
いやほんと、途中なのにすごい作品ですよ。
他にも個々でフィードバックを行いました。
社員になられたりゅーじんさんも後ろからこっそり様子伺い。あったかいなぁ。
そんなこんなでvol1は終了!共有会がありましたが、お次にvol2を控えているので作品はまだ未発表で行きますね(笑)
この後の懇親会ではそれぞれで楽しく話せたようでよかったです!もっとみんなと話したいなぁ。
ライフイズテーーーック!ってことで今回のSHAPESは終了!
お次は7/21のvol2ですよ〜楽しみだね。
<記事>えいみぃ