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舞台作品の感想

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演劇だけでなく、お笑いライブの感想など
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#オンラインライブ

ダウ90000『旅館じゃないんだからさ』と一緒に聴きたいBase Ball Bearプレイリスト

ダウ90000 第6回演劇公演「旅館じゃないんだからさ」 を配信で観た。2021年に初演され、ダウの…

月の人
3か月前
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そこにないものを探す~男性ブランコ「嗚呼、けろけろ」/「マヂカルラブリーno寄席」

男性ブランコが国立科学博物館を会場にして繰り広げたコントライブ「嗚呼、けろけろ」を観た。…

月の人
1年前
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対象喪失と思い出の瞬き/ダウ90000『また点滅に戻るだけ』

ダウ90000の第5回演劇公演『また点滅に戻るだけ』を配信で観た。とてつもない面白さである。ネ…

月の人
1年前
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男性ブランコ『やってみたいことがあるのだけれど』とスピッツ『ひみつスタジオ』

男性ブランコのコントライブ『やってみたいことがあるのだけれど』を配信で観た。繊細な詩情に…

月の人
1年前
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ロロ『BGM』とスカート × 街裏ぴんく『VALETUDO QUATRO』

ステージというのは、可能性が溢れ続ける空間だ。こんなことも見せれるのか、こんな宇宙も広げ…

月の人
1年前
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小林賢太郎『回廊』/繰り返せど繰り返す繰り返し

2020年にステージパフォーマーとして引退して以降、作・演出としても劇場での新作公演を行って…

月の人
1年前
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最近配信で観たお笑い(浦井が一人と「話」が三つ/ダウ90000ドキュメンタリー「耳をかして」)

11.19 浦井が一人と「話」が三つ(アーカイブ11.26まで) 昨年に続いて行われた、男性ブランコの浦井のりひろによる1人芝居×3のコントライブ。脚本家として神谷圭介(テニスコート)、蓮見翔(ダウ90000)、そして浦井自身が台本を書き下ろし。1本目、神谷による作品は理知的なのか狂気的なのか定まらないその揺らぎの表現が絶妙でこの演技力はこういうライブが組まれるに相応しいものだ、と。そしてラストを飾った浦井脚本作は、自身の容姿にまつわるあるあるで着実に笑いを取りながら、その

メンタルヘルスとポップカルチャー〜『2700八十島のメンタルの話』で考えるお笑いと精…

2700八十島のメンタルの話7/19によしもと幕張イオンモール劇場で行われた『2700八十島のメンタ…

月の人
2年前
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7月の配信お笑いコンテンツを観た(ダウ90000/トゲアリトゲナシトゲトゲ ON STAGE/野澤…

ダウ90000単独ライブ「10000」(アーカイブ7/23まで) ダウ90000がネタのみを披露するコント単…

月の人
2年前
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オンラインで演劇を観た⑧(男性ブランコのコントライブ/ロロ「ロマンティックコメディ…

男性ブランコのコントライブ 男性ブランコのコントライブが2月から毎月開催されていて、その…

月の人
2年前
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ダウンタウンの漫才と空気階段の単独

4/3に「ダウンタウンの漫才の最新作」がなんばグランド花月で上演されていたので配信を購入し…

月の人
2年前
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最近の長久允作品を観た(KID FRESINO+Aマッソ「QO」/森田剛「DEATH DAYS」)

「ウィーアーリトルゾンビーズ」や「そうして私たちはプールに金魚を、」で知られる長久允監督…

月の人
3年前
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配信でライブを観た2022①(ダウ90000/くるり)

ダウ90000第3回本公演「ずっと正月」(アーカイブ3/6まで) 昨年のM-1グランプリで準々決勝進出…

月の人
3年前
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オンラインで単独ライブを観た(ラブレターズ/Aマッソ)

ラブレターズ 単独ライブ 『勝たせてもらいますね』と言った途端、逆転された 2年ぶりの単独ライブ。ダウ90000の蓮見翔が脚本を提供しているという情報を聞き、ダウ熱の高まりに伴ってこちらを購入。溜口佑太朗が小室圭に似ているという、絶対に今イジりたいのに絶対にイジれない要素を抱えたラブレターズ、ネタの仕上がりは流石だった。ボケとツッコミも特に決めない第6世代コント師らしい自由なフォーマットを基盤に、特定のツボをつつき続けるというよりは色んなタイプの笑いを次々繰り出していた。何