サンスクリット事典/ダウミャ
隠者 パーンダヴァ達の司祭
[dhaumya, धौम्य]
この隠者は、隠者デーヴァラの弟である。ラックの家で火事を免れたパーンダヴァたちは、この仙人がウトコチャの聖なるティールタで苦行を行っていたとき、ガンジス川のほとりにたどり着いた。アルジュナはガンダルヴァのチットラタタ(アンガーラパルナ)を倒した。その後、チットラタタとアルジュナは友人になった。ガンダルヴァはアルジュナに、司祭を置くことはやむを得ないことであり、パーンダヴァはウトコカティールタで苦行をしていた仙人ダウミャを司祭として受け入れるべきだと助言した。そこで、パーンダヴァたちはダウミャを司祭として受け入れた。その日以来、パーンダヴァ家のすべての行いは、ダウミャが彼らの司祭となった。