サンスクリット事典/ドゥリシュタデュムナ

ドゥルパダの息子 ドローナを殺す為に火の儀式により生まれる

[dhṛṣṭadyumna, धृष्टद्युम्न] 

ドゥルパダはドローナへの復讐を果たすために火の儀式を行って息子(ドゥリシュタデュムナ)と娘(ドラウパディー)を得た。ドゥリシュタデュムナが生まれた時、頭には王冠、体には鎧、手には矢と剣を持ち、火から生まれ、征服の旅を始めることを示すかのように戦闘馬車に乗り込んだ。

ドゥリシュタデュムナがドローナを殺すために生まれたというニュースは世界中に広まった。ドローナはそのニュースに気にかけていないようだった。ドローナはドゥリシュタデュムナを家に招き入れ、武器の使い方の訓練をした。神の意志は変えることができないと信じていた。弓の技術を学んだドゥリシュタデュムナは王国へ帰った。

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