サンスクリット事典/ラーデーヤ(カルナ)

ドゥルヨーダナの親友 クンティーの息子

[rādheya, राधेय] 

別名カルナ "与える人"の意味
クンティーが幼い頃にマントラによりスーリヤ(太陽)を呼び出して授かった子供
育ての父はアディラタ、育ての母はラーダー
本人は出生の秘密を知らずに育った
未婚の時のクンティーの子供であり、後に嫁いだパーンドゥの息子として扱われるべきとされる為、実はパーンダヴァの長男であるとみなされる。

ドゥルヨーダナにアンガ国を与えられて王となる。
大戦の直前にクリシュナから出生の秘密を告げられ、パーンダヴァ側について王になるべきだと説得されるが、親友ドゥルヨーダナを裏切ることができずにカウラヴァ側の戦士として戦うことを決心する。

バールガヴァの呪い:最も大事な戦いの時に矢を放つためのマントラを忘れる
ブラーフマナの呪い:宿敵と戦うときに戦闘馬車の車輪が泥に沈んで戦えない状態の時に首を落とされる

[生まれた時から身に着けている防具]
カヴァチャ:何者も貫くことができない無敵の鎧
クンダラ:命を守るイヤリング
この2つをインドラに与え、その見返りとして最強の武器シャクティを手に入れた。シャクティは一度しか使えないが、狙った敵を必ず倒すことができる。

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