サンスクリット事典/ガトートカチャ

ビーマとヒディンビーの息子

[ghaṭotkaca, घटोत्कच] 

父はビーマ、母はラークシャサ(妖怪)のヒディンビー

ラックの宮殿の火災から逃れたパーンダヴァ達が身を隠して旅をしている時、ビーマ以外は疲れて眠っていた。その時にラークシャサのヒディンバと妹のヒディンビーが人間の匂いを嗅ぎつけてやってきた。ヒディンビーは人間の姿を装って近づいたが、ビーマに惚れてしまう。
ビーマは求愛を断っていると兄のヒディンバがやってきて戦いが始まる。ビーマはヒディンバを殺し、ヒディンビーを連れて帰った。
ヒディンビーは五兄弟の母クンティーにビーマと結婚したいと告げた。ビーマは長男ユディシュティラより先に結婚するのは良くないと言ったが、二人は結婚することになった。二人はハネムーンにでかけ、ガトートカチャを授かった。

パーンダヴァ五兄弟の息子達の中では最年長。
ラークシャサの血を引いている為、特殊な能力を持つ。
体の大きさを自在に変化させることが可能。


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ひろさん@シャンティライフ
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