お金の事を考える
私は幼い頃から18歳になるまでお金の事で苦労をしました
働かない父と家計を支える為に働く母
休みの日になるとポイントがつくカードを持って夜の閉店前のスーパーに大量に買い物に行く
おやつなんて食べられなくて育ち盛りにガリガリでした
そんな生活をしていた頃をまだ鮮明に覚えています
いつからか私は人生の中でこんなにもお金に苦労したのだからもう苦労なんてしない!!!と心に決めました
その決意があまりにも強かったのか20代に入り自分で好きなものを買い、友達とお金の事を気にせず遊びに行けるくらいまでになり、30代には一人暮らしをしてやりたい事を沢山して資格取得や勉強する事に大きなお金を使えるほどになっていました
在るという事は無いよりもとっても良い事なのだけれど
慣れと言うものは恐ろしく、気がつけばお金に対しての価値というものさえ忘れかけていたようです
モノを大事にしていなかったし、自分がいくら使っているかも全然分からずザルに水状態だったように思います
今考えるとそれってハムスターみたいに働き続けられるならまだしもずっと続けられないですもんね
退職してからのここ数ヶ月、スーパーに買い物にいくと価格をきちんと見るようになりました
不要に課金していたコンテンツの解約もしたし
無駄遣いもしなくなりました
お金の価値を考えて使うようになったからです
今までの人生では、お金が特別に無いかまあまあ持ってるかの極端な金銭事情でしたが
ニュートラルな場所に来ると冷静に判断する事が出来るようになるのだなと感心しています
そしてそのお金がどうやってここまでたどり着いてきてくれたのかも感じながら大事に使用できるようになりました
もう36年も生きたのだからもういいだろうと思ってしまうのですが、、、不思議ですね、まだまだ教えられる事があって更に成長しないといけないですね