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【News】元中国平安グループの李源祥氏が「最も『高給』な会長」に(20200801)

【Newsの概要】
7月下旬、香港の大手保険グループAIAは中国当局から正式にライセンスを取得し、中国において有していた上海支店を「友邦人寿有限公司(以下、友邦人寿)」という名称でAIAの完全子会社として改組させたと発表した。
この結果、友邦人寿は中国本土で初の外資系生命保険会社として認可されたことになる。
友邦人寿は中国本土におけるAIAの生命保険事業を一元的に管理・運営し、中国本土におけるAIAの他の既存支店は、友邦人寿の下で支店化する。

この友邦人寿の董事長(会長)として就任したのが李源祥氏。
李元祥氏は中国平安グループ出身で、以前は同グループの共同最高経営責任者(Co-CEO)と最高保険事業責任者を務めており、2 億元(約 30 億円)の移籍金と5,000 万元(約 7 億 7,600 万円)の年棒で今年3月1日からAIAのグループ首席執行官兼総裁のポジションに収まっており、今般友邦人寿の会長も兼務することとなる。
(新浪財経等の記事から筆者が引用&翻訳・要約)

【一言コメント】
中国平安グループの李源祥氏がAIAに引っ張られたというニュースは既に昨年11月に報じられていましたが、この移籍金・年棒の額に驚かされました。
しかし日本に目を向けると意外にもこれよりはるかに高い報酬を得ているビジネスパーソンが多数いることが分かりました。
単純比較は出来ないかもしれませんが、NP×TSRの記事によると例えば2020年3月期の役員報酬額ランキングではソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ氏が21億1,300万円を得ています。
遡ると2017年3月期にはこれまたソフトバンクグループのニケシュ・アローラ氏が103億円もの報酬額を得ており、ソフトバンクグループの世界水準で戦っていく覚悟が伺えます。
2020年3月期に目を戻すと、日本のビジネスパーソンの報酬額ランキング10位までが7億円超いうことで、中々に奮闘していますね。

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