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認知症介護8つの奇跡④3つ目の奇跡「バイバイ!インスリン注射」

こんにちは!
大髙夫妻の嫁、ユキです。

認知症の母を自宅介護して1年がたってから、介護が楽になったと気づきました。私の場合だと、私が介護で精神的に追い詰められている時は、「母が体調が悪い時」だと気づきました。もちろん他にもありますよ。母がムスッとするとか、口が悪いとかねね。
母は私たちと東京で一緒に住んでから、体調が少しずつ良くなっています。
今日の3つ目の奇跡です。

「1年でインスリン注射が終わり、内服でインスリン治療へとなりました」


母は糖尿病が原因で認知症になりました。糖尿病歴は10年以上です。
大阪に住んでいた頃は、インスリン注射の単位が20単位~40単位でした。
そして横浜の総合病院に変えてから、インスリン注射の種類が変わり12単位になりました。それから毎月、薬の量も一粒ずつ減り、インスリン注射の数値も少なくなっていったのです。
今年(2022年)の春に病院を、近所の糖尿病専門の病院に変えました。それからインスリン注射が7単位になり、5単位になり、最後は3単位になりました。

そして9月13日から

「インスリン注射を辞めても大丈夫」と医師が言ってくれたのです。 



インスリン注射をやめることができたのは、4つの事があったからだと考えています。

【1つ目】
食べる順番を変え、
ご飯やパンを食べてもOKな量を知ってから、家族がストレスフリー。

糖尿病専門の病院で栄養指導を受けてから、母がどんどんと元気になっていったのです。
栄養士と医師が言うには「糖質が脳の栄養になるから、食べないと認知症が悪化しますよ」と言う事でした。
それまで糖質が不足していたから、朝はぼんやりしたり意識がもうろうとすることが多々あり、それもデイサービスの日に限って体調不良になっていました。糖尿病だから糖質は少ないほど良い、と思い込んでいた私たち夫婦は、ちゃんと糖質を取らないとダメだという事実は目から鱗でした。
ご飯は150gはOK!今までその半分の量しか食べさせていませんでした。母もストイックなので食べなくても平気だと言っていましたし、パンもわざわざ低糖質のものを買ってきたりしていました。
それが母の体調を悪化させていたなんて~~~~!!!
そのために、食べる順番が大切。
これはダイエットと同じで「野菜➡タンパク質➡糖質」という順番で食べる。
なので朝食はホテルのコースのように、母の大好きなサラダとスープから出して、次に卵料理。夫の時はオムレツ、わたしの時は目玉焼きです。それらを食べ終えそうになってから食パンを出します。
〆にカフェオレを出して、母が大満足!
晩御飯は、ご飯だけ後で出します。野菜の食べる量を見てからね。

食べる量は、壁に貼り付けて何かあるとみるようにしています。

病院の栄養指導で頂いた
1日食べてOKの目安表

大変やわぁーーとはじめは感じたのですが、「母の命を守る」という目的を思い出すと、効率的にできる工夫をし始めるもので、今では普通になって、サラダでどれだけオシャレに盛り付けられるかと楽しめるようになりました。
だってわたしたち夫婦のストレスの一番は「母の体調が悪いとき」だっから、今は体調がいい母でいてくれるから、本当に楽になりました。
ちなみに母は食事でよく噛むので、朝食で1時間かかります。一緒に食べると、わたし達夫婦は食べるのが早いので、品がないなぁ~~~と毎回反省してしまう。


2つ目】
デイサービス

デイサービスで母は体操などを頑張って取り組んでいるようです。
週4回もデイサービスに通っています。
家だとずっと寝ているか、テレビを見ているだけなんですよね。このままだと運動不足で糖尿病が悪化するだけなので、母が楽しいと感じられるデイサービスを見つけて、週4日通ってもらっています。
はじめはシンドイとかブーブー言っていたりしていましたが、「糖尿病のためにリハビリを頑張って!!」と毎回言い続けています。
これは今でもやり続けていますが、母もインスリンの注射がなくなった事で、面倒くさいというのを顔にモロに出しながらも、ちゃんと行ってくれるようになりました。以前まで「行きたくない」と拒否していたのが、それが一切なくなりました。母と相性がいいデイサービスが見つかったのも運が良かったのもありますが、諦めなくて良かったと、今でも思います。
母はデイサービスで頑張って体操をしているようで、その甲斐あってインスリンの注射が1年で終わりました。1年前まで20単位やったのに、本当に母はデイサービスで頑張ってくれています。


3つ目】
大好きなビールをやめて、
ノンアルコールビールにした。

 大阪に住んでいた頃の主治医から「アルコールをやめないと合併症を起こしますよ」と、何年も注意されていました。でも継父が飲ませていたのでした。
色々なことがあって、東京で私達と住むようになってから、母がポロリと言ったのです。

「あのままの生活やったら、合併症を起こしてプッツリといってるわ。」

母は合併症になることが分かっていてビールを飲まされて怖かったろうに、と胸が痛みました。
 デイサービスから帰ってきた母に「お疲れ様!ビールで癒してね。」と、ノンアルコールビールを出しています。母も喜んでくれて、楽しそうにノンアルコールビールを飲みながら、テレビをみて、晩御飯ができるのを待ってくれているのです。
アルコールをやめたのも、インスリン注射が一年で終わった大きな理由にありますね。


4つ目】
寝る前に
エンソフィックレイキを
ほぼ毎晩やっていた。

 
これもはじめは藁にすがる思いでやっていましたね。エンソフィックレイキは悪いところに手をあてて、エネルギーを流すヒーリングです。
母のお腹などに手をあてたら、ビリビリとわたしの手が痛みを感じるので、かなり悪いんだなぁーと思いました。ほぼ毎日やっていくと、はじめの頃にやっていたビリビリとした痛みが徐々に小さくなっていきました。
エンソフィックレイキは30分ぐらいです。
 エンソフィックレイキをすると母は「気持ちいいわぁ」と喜んでくれています。喜んでくれると、こちらも嬉しくなりますよね。
そんな嬉しい気持ちから今では、エンソフィックレイキの時間は、母との会話を楽しむ時間になっています。
不眠症の母もエンソフィックレイキをするとよく眠れるし、親子の絆も深まって、一石二鳥じゃなくて一石三鳥かも。

インスリン注射で20単位もあった母が、インスリン注射を一年で卒業できたのは、複合的にやったからです。

大切なのは基本的なことでした。

運動と食べる順番、よく噛むこと。あとアルコールをやめること。
そしてわたしが母にできることは、ヒーリングの「エンソフィックレイキ」をやったのもあるかもと。

インスリン注射は辛い。痛くない針でも、母の本音は嫌だったそうです。でも母がデイサービスなどで頑張った。そして私達夫婦も頑張ったから、インスリン注射が卒業できたときは、本当に嬉しかった。こんなに早くインスリン注射を卒業できるなんて思ってなかったから。

そんなんで母と一年の目標を作りました。
「来年(2023年)までインスリン注射がない状態を続けられるようにしょう。それがクリアしたら、再来年には薬が一粒減っても大丈夫な体になろう。」
このような目標を伝えている毎日です。

インスリンの注射がないだけで、介護は少し楽になりました。3分もかからないんだけど、ないだけで朝は心に余裕があると感じられています。

母に毎晩のようにやっているエンソフィックレイキは、11月20日日曜日のヒーリングイベントでお試しできますよ。
認知症の介護で疲れている方が、精神的にも肉体的にも癒されるヒーリングイベントです。
ご興味ある方は下記へどうぞ。

●エンソフィックレイキは、60分7000円です。遠隔もできます。お申し込みは下記からお願いします。








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