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藤原辰史さんの講演で、農業と戦争と食と文化を学び、ダークな歴史と事実を知ることは、大人としてのたしなみだと痛感した。

こんにちは、
大髙ユキです。

知識を得たことで感じたことを、blogにとどめておこうと思います。
いままでInstagramやFacebookで書いていたけど、blogだと分類わけできて読み返せるからね。

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昨日は「藤原辰史(ふじはら たつし)さん」の公開セミナーとトークショーに参加しました。



戸塚にある明治学院大学から善良寺のゆっくり堂へと、またハシゴ❤️

藤原さんは、農業史を研究しており、京都大学で准教授をしている。
わたし、京大大好きなのよね。話が面白い人が多く、いわゆる明るい変態が多いから❤️
藤原さんもその一人であり、京大の素晴らしいエナジーで才能が育った人だと感じた。

藤原さんは、「農業と食」をテーマに研究されているそうですが、研究をすると多岐にわたる事実がわかるために、歴史にはかなり詳しく、農業と食と戦争という3つのテーマが連動して現在を作り上げていることを話してくれました。

「農業と戦争」が、こんなにも連動していて、技術革新で戦争の兵器や農薬と毒薬が応用して作られていたなんて‼️

歴史的にダークな所を知っているから、オーガニックのことや、貧しい村に水道や道を作ることの先の未来のリスクがあるけど、それをどのように防ぎながら、明るい未来と現実を持続的可能な仕組みを伝えていくのかと、深く考え検討できるようになる。

ダークな所を知ると、そのダークなことを繰り返さないために、何ができるだろう?と考えはじめ、それを心の感性や琴線にふれたものが「心の喜び」だったら、それを続けていく理由も見つかる。
それが本質を知ることになり、その本質の活かし方を日常の暮らしに農業に落とし込むことで、豊かさとは何か?がわかり、それが強いブランディングになり国の強さにもなるんだと、話を聴いていて感じた。

文化は暴走する文明をとめて、本質に立ち返らせる力があると、藤原さんと辻信一さんが言っていた。
文化は新しく作るものではなく、すでに足元にあるもの。
文化を作り直すことは、もう一度価値観を作り直すことである。とお二人は言っていた。

素晴らしい文化が、どんどんと消えている。
藤原さんは、農業の機械化された歴史、家事が機械化された歴史から読み解いていた。
効率重視で、時間があまったのに、お金がいる事態になり、出稼ぎにでる。
時間ができたのに、どんどんと忙しくなっていて、豊かさとはかけ離れたものになっていき、農業を受け継ぐ人が少なくなるという悪循環も生み出している。

だがそこに氣づいた人達が、楽しく、地域の中でお金を落とし回す経済を作り上げており、本当の豊かさを実感できる地域も増えているのは確かである。
これらの人達も、ダークな歴史を知っているから、それを繰り返さないことは何か?と探り、自分自身で体感したから結果を試行錯誤しながら続け、進化させている。
温故知新なのだが、そこに本質だけを活かすことで、心と幸せと経済と進化が連動性を生み出している。

大企業のサラリーマンあがりの経営者は、そのような歴史を語る人は、あんまり出会ったことがない。
経営者としてのたしなみとして、歴史と文化が心の豊かさをもちいた経営を生み出す連動性を理解し言語化できて、はじめて世の中を心の幸せと心の豊かが、持続可能な物資的な豊かさへの仕組みが作れるのに。
持続可能だから、人々がイキイキとしていることが大切で、それが100年後にも続く組織になる。

なんでサラリーマンは、それが出来ないんだろう?と、ずっと疑問だったが、藤原さんのお話で合点がいった。

サラリーマンって、効率重視で、おまけに深い歴史から本質を知る時間もない。
目の前にある結果を出すことに必死で、自分で自分を殺している。

自分で自分を殺している事実に氣づけた人が、世の中に挑戦しパラダイムシフトをお越し、プロフェッショナルになっている。
心の喜びと幸せを感じる感性を教養と共に積みかさねて生きてきた差なのだろう。

そこには興味津々にどれほど真剣に生きてきて、どれほど常識を疑い、その疑いの奥の真実を知るために歴史や文化を知り、持続可能な仕組みが人の心の豊かさを育むことを、今の時代にアピールし、それを多くの人たちと共有しながら楽しみ、経済まで回すことまで結果として経験してないから、感性がイマイチなのかもしれない。

大企業のサラリーマンあがりの経営者は、藤原さんのお話を聴いたほうがいいなぁーと。
そして、何を大切にしないといけないのか、その大切にした未来は、どんな未来があり、どのような幸せを核にした経済を生み出すのか、それが文化にあると経営者としてのたしなみを思い出してほしい。
経営者になれる行動と知識があるなら、もっと問題のなかにある真実を見抜ける力を養うことで、会社は社員とともに発展するのにね。

わたしはDNAアクティベーションで、その人が変わり現実まで変わり、社員たちの意識までかわり、皆が人生そのものをブレイクスルーしている現実をお客様をとおして知っているから、それが言えるのだろう。

ダークな歴史には、人間の欲望がある。だがこの欲望を上手く使い、誠実さにしていくと、幸せを核になった豊かな経済へとなる。
欲望は必要。
そしてダークな事実を知り、それが自分の中に、暮らしに、便利になっている事実を受け入れる度量も必要。

いろんな必要なことが、ダークなもの、ポジションなもの両方知ることが必要。
今の社会を変えていくヒントがたくさんあった。
それは経営にも同じことであるのだと。

貧血でフラフラになりながら、戸塚まで行って良かった。

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