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地獄から這い上がるとき。
シャニカマは順調です。
割と仕事も上手くいっている方です。
唯一「企画天国」を除いて。
以前も書きましたが、私は人間が運営しているWEBページ「企画天国」の更新を任されました。ここはどの案件でも使うことのない、全く貰い手のない企画をとりあえず書き留めておく人間のメモみたいなところです。
ここの毎週更新を任されていて、最初の週は「えっちケット袋」というのっけから下ネタ全開の企画を公開して、案の定すずめの涙ほどの反響もありませんでした。
本当に簡単な小ブログほどの内容なのですが、それっきり更新が3週間ほど止まっています。
自分のブログは更新するくせに、会社の仕事は放ったらかし。
死罪に値する。地獄行きです。
と言うわけで今週から毎日Twitterに企画書をアップする「企画地獄」というものをはじめました。
自ら進んで地獄へ潜ったわけです。
「え、毎日更新できるなら企画天国で書けばいいじゃん」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし「企画天国」で掲載するためには、一定のクオリティが求められます。最終ジャッジは山根さんに権限があるので。
だから本当のことを言えば、これまで十数案も出していて全てボツをくらっていると言うことです。
数は出せるんです。数は。
質が伴わないだけで。
それなのに「更新してない」と思われることが癪だったので、あえて個人的な企画の修練として「企画地獄」をはじめました。
こんな内容です。
企画しました。
— シャニカマ (@SHANIKAMA_hrkt) September 16, 2019
私の悩みは「髪型が変わらないこと」です。
ダサいのは自覚しているのに。
それは施術師との会話が定型文すぎることにあると考えました。
だからおばあちゃんを間に挟めばいいと思うんです。
その名も「サロン・デ・婆婆」。
もちろん「barber」とかかっています。#企画地獄 pic.twitter.com/ojlo2vISTz
企画しました。
— シャニカマ (@SHANIKAMA_hrkt) September 17, 2019
最近トークイベントに行く機会が多く、その度に思う。
「質疑応答」って急過ぎません?
ジャンケンでも「最初はグー」で考えられる。
ならば、質疑応答も最初は「ウッ」と嘔吐してほしい。
これは新しい文化の新提案です。#企画地獄 #質疑応答 pic.twitter.com/0VnO0y3WnI
企画しました。
— シャニカマ (@SHANIKAMA_hrkt) September 18, 2019
「寝てない」をアピールする人っていますよね。
不毛ですし、改善した方が絶対にいい。
というわけで無駄な自信を無くすアプリに「寝んター試験」はいかがでしょう。
これは自分の寝てないレベルが「寝ん差値」として出て、大したことないと知らせてくれるアプリです。#企画地獄 pic.twitter.com/T7IagEw79r
企画しました。
— シャニカマ (@SHANIKAMA_hrkt) September 19, 2019
トイレの順番って最適化されてませんよね。
それは「客観的に尿意が把握できない」からです。
せめて緊急の人だけでも救いたい。
そこで尿意を轟かせるアプリはどうでしょう。
その名も「NYOIZY(ニョイジー)」です。
言うは一時の恥、漏らすは一生の恥ですからね。#企画地獄 pic.twitter.com/R4cXabYuks
企画しました。
— シャニカマ (@SHANIKAMA_hrkt) September 20, 2019
反省の色を見せるのって難しいですよね。
やり過ぎても相手が迷惑なだけだし。
もっと反省は恥ずかしくて、おもしろいものであるべきです。
そこで考えたのが「さらし首」のサブスクリプション。
その名も「サラスク」です。
これは面白いし、反省感もバッチリです。#企画地獄 pic.twitter.com/D2fBcjKBaN
見渡す限りのダジャレ。
ダジャレのオンパレード。
ダジャレのナウオンセールです。
これを毎日って結構大変なの伝わりますか?
でも続けていきますよ。命ある限り。
いつか「天国」に成仏させるために。
というわけで、今日はこれまでの5案を思い切って山根さんに提案してみました。
「どれか天国にいけそうなヤツいませんかね?」と。
すると企画の閻魔大王は「これいいやん」と1人の企画を天国へ救ってくださいました。
それが今日公開したさらし首のサブスクリプション『サラスク』です。
しかし、同時にアドバイスもいただきました。
「シャニカマはダジャレに足引っ張られてるよ」
ダジャレに?
足を引っ張られる??
そうなんです。
確かに今回の「サラスク」もまるでサブスクリプションである必要がないのです。
でも気づかない。
自分1人だと「何とかこのダジャレで企画を成立させないと」と言う思考にとらわれていて、そもそもの「企画の面白さ」的な本懐を見失うのです。
だからこの企画も天国へ成仏した暁には改名して下界とは別な「戒名」を携えていることでしょう。山根さんが救ってくださったのです。
私の生み出した企画を地獄へと誘うのは「ダジャレ」です。
そのダジャレを生み出すのはシャニカマ自身です。
つまり、企画を地獄に送るのは私と言うこと。
這い上がるのも最後は自分。
ここから這い上がってみせますよ。
とりあえず「サラスク」の更新版にご期待ください。
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