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Accept Me セルフライナーノーツ④

Accept Me セルフライナーノーツ③からの続きです

7.Persona

「スカートを履きたくないなぁ」という気持ちが生まれてきた時に、
その時の感情をメモ書きしてたんですけど、そこから生まれた曲です。

”女性らしく振る舞え。”
”スカート履きなよ”

は? なんで自分の格好を他人に指図されなくちゃいけないの?

と、思っても、
女性らしく振舞って、スカート履くことでうまく社会が回ることがありますよね。あるよねー!!

Personaって仮面なんですけど、
人間誰だって「仮面」というか「ラベル」を貼って生きていると思うんです。

例えば私なら、

女性、声優、歌手、妻、母親、先生、先輩、後輩

というラベルを、自分以外の他人と関わるときにどれか貼ってるはずなんです。
人間とは面白いもので、そのラベルを貼ってみると、
ラベリングされた人間でいようとするんですよね。
心が快か不快かは置いといて。

歌詞にも書いていますが、

ラベリングで安心感 剥がした後に 何が残る?

もう言いたいことはこれに尽きるかもしれません。
ステータスのない自分を愛せるだろうか。
どう愛していこうか。
そんなことを考えながら歌詞を書いた気がします。

8.Dance!!!

この歌詞を書いた時期は、コロナ流行真っ只中。
コロナが終わったら、ライブで楽しく歌いたいなぁと思った曲です。
あと、英語多めの曲を書きたかった(笑)

コロナが大流行して、良かったことって何だろう?と疑問を持ったんですよね。
それが、リモートワークなど、高速インターネットを利用してより拠点の自由さを選択できるようになったことかなぁと(会社や学校以外の場所ね)
エンターテイメント業界で言えば、配信コンテンツ(オンラインコンサートや演劇など)が充実したところではないでしょうか。

それは日本だけじゃなくて海外どこでもそうだったので、
人が求めるものは国に関係なくほぼ一緒なんじゃないかなぁと思ったんですよね。

”今までの日常を取り戻したい”

コロナ禍できっと世界中の多くの人たちが思っていたことだと思います。
まだコロナは無くなったわけではないし、感染対策はしなくちゃいけないですけど、まもなくマスクの基準も緩和されますし、先日、ライブなどでの声出しも解禁されました。(まぁ日本はちょっと遅かったかなと思うけど)
徐々に今までの日常に戻ってきているのかなと思います。

Put away a mask and show me your smile again

この歌詞の世界はもうすぐそこに。


というわけで、Accept Meセルフライナーノーツ全④回でお届けしましたがいかがでしたでしょうか?
私も全曲振り返ってみて、「ああ、当時はこんなこと考えてたなぁ」と思い出しながら書きました。

曖昧なところも、
ダメなところも、
ちょっと嫌なところも、

全部私。

それはきっとつまんない私。

でも受け入れてこそ、私。

それがAccept Meというアルバムタイトル。

そんな私をこれからも大事に愛していこうと思います。

お読みいただきありがとうございました!

Accept Me セルフライナーノーツ①を読む
Accept Me セルフライナーノーツ②を読む
Accept Me セルフライナーノーツ③を読む



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