15歳の自分からの手紙にまじで答えてみた。
はい、こんにちは。上田です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。三連休を楽しめたでしょうか。
僕はおととい、成人式でした。コロナ禍の中なので感染対策に配慮したものでしたが、まあまあ楽しめました。嘘です超楽しかったお。
さて、その成人式でお祝いの品として、手帳ケースだったり花束だったりをいただいたのですが、その中で一番盛り上がったのが、中学3年生、つまり15歳の頃の自分から20歳の自分に向けた手紙。
15歳と言えば、めちゃめちゃイタい時期。思春期に入ってみんながみんな、やらかす頃ですよね。…ね?
そんな頃の自分からの手紙なんで、直視できないくらいウゼェ内容なんだろうなと、黒歴史開封の儀なんだろうなと。
実際、周りの友達で、中学の頃の彼女のことを今も愛してるか?みたいなことを書いてるやつもいました。最高に面白いですね。
で、僕はどんな感じだったのか。特別に見せて行きたいと思います。
はい。個人名などは隠させていただいているんですけども。
まず皆さんが思ったことを代弁すると、
字、汚ねっ!
だと思います。非常に汚い。でも何が問題って20歳の今もこんくらいの汚さってこと。もう上手くなる気がしません。
というわけで。今回はきったない字の15歳の僕からの手紙に、きったない字の20歳の僕が真摯に答えていこうと思います。
だいぶ文章が支離滅裂なので、おんなじような質問はまとめて答えようと思います。
お元気にしていますか。東京オリンピックではレブロンジェームスは出場していますか。千種高校に受かりましたか。
いきなり質問攻め。まるで5年後に答えることをわかっていたかのようですね。
一つ一つ答えていこうと思います。
Q.お元気にしていますか。
A.めっちゃ元気です。僕は多分死ぬまで元気です。でも最近僕は早死にするんだろうなと勝手に思ってます。太く短く生きよう。
Q.東京オリンピックではレブロンジェームスは出場していますか。
A.していません。そもそも東京オリンピック自体がまだ開催されていません。新型コロナウイルスっていうちっこいけどやばい殺し屋のせいです。桃白白よりもはるかにやばいです。桃白白は柱をぶん投げて移動しますけど、コロナは人に寄生してどんどん増殖して行きます。そのせいでみんな家に監禁されることになります。でもそれが自分が休学をする契機でした。
柱に乗って移動する桃白白。
ですが、レブロンジェームスは未だ現役です。何なら去年優勝しました。いよいよ人間ではないんじゃないかとDNA鑑定が始まるようです。嘘です。
Q.千種高校に受かりましたか。
A.安心しなさい。受かりました。まさかの推薦で受かります。君は合格者発表の日に、自分の番号を見つけた後、駅まで戻ってから突然不安になってもう一回見に行きだします。担当の先生ドン引きされます。でも受かってよかったね。
こんな感じで答えて行きます。
クラブチームで東海大会に行けましたか。最後まで楽しくプレーできましたか。愛教大ですか。彼女はできましたか。
Q.クラブチームで東海大会に行けましたか。最後まで楽しくプレーできましたか。
A.残念ながら行けませんでした。また、最後まで楽しくプレーもできませんでした。君のせいで負けたからです。君は最後の試合で自分の不甲斐なさに泣きながらプレーすることになります。でも高校は違いました。後で話します。
Q.愛教大ですか。
A.違います。名市大です。
Q.彼女はできましたか。
A.いろいろあります。でも今は幸せです。どうやら地元の一部の子からは、僕が休学するのは、僕に子供ができてそれを養うためとかいう噂が立っているようです。まじでなんで?違うよ?
クラブチームでは〇〇と仲良いですが、最近どうなるか不安です。千種高校行きたいけどはっきり言って自信ありません。不安です。
Q&Aでいちいち答えるのめんどくさいので一気に答えます。
まず、〇〇とは今でも割と仲良いですよ。安心してください。多分君のことをあんまり信頼していないように見えるかも知れないけど、意外と連絡とってくれてます。つい昨日も成人おめでとうってきました。お前もやんって思いました。
次に。君は千種高校ではいろんなことを経験します。
君は主にバスケ部でめちゃくちゃ頑張ることになります。インターハイを目指して、“普通”ではない高校生活を送ります。朝5時起きで、夜の8時まで部活の日々。今やれと言われても多分無理です。そんくらい頑張りました。チームみんなが血眼になって努力しました。
それでも君はインターハイには届きませんでした。県で7位でした。
ですが、君の高校バスケはここで終わりません。引退後、先生にウインターカップ予選(11月)まで部活を続けることを誘われました。
最初は受験勉強もあり、断ろうと思っていましたが、先生の、
「お前には中身がない。」
という言葉をくらいます。その言葉に君は多大なるショックを受けて、先生に負けたままではいられないと、一時のテンションで残ってしまいました。ちょろいぞ俺。
でも判断としては正解でした。結果はベスト8。インターハイの成績を越えることはできませんでしたが、やり切ることができました。中学のクラブチーム以来の雪辱を果たすことができました。気持ち的な面で。
最後の試合の僕。なんかそれっぽいけど試合は負けました。
とこんな感じで、バスケや、それ以外の高校生活を総括して、
成功:失敗または挫折の比率を考えてみると、だいたい3:7くらいになります。だいぶ失敗します。プライドはどんどんすり減って行きます。
ですが、それは君がポンコツなりに挑戦したからです。自信を持とう。これは今の自分にも言ってます。
恋愛についてはめんどくさかったり、楽しかったりいろいろです。
うるせぇイキんな。と言いたいところですが、まあそうだよね。そう思ってたよね。
でもそうやってめんどくさいとか言っとる割には、高校でも大学でも女の子にようけふられる未来が待ってます。たくさん学びましょう。
さけんだり、泣いたり、怒ったりしました。みんなと別れたくないです。(省略)僕とつるんでいるやつはみんなバカです。けどぼくとつるんでいるやつはみんないいやつです。
知っています。みんなバカでいいやつです。髪型と背丈は変わるし、みんなタバコ吸うようになったけど、根っこの部分は5年前と何にも変わってません。未だに中学の時の先生の誇張モノマネとかしてます。
ですが、叫んだり、泣いたり、怒ったりすることは、少しずつ減っていきます。どんどん叫び方も泣き方も怒り方も忘れます。叫ぶとすぐに喉が枯れるようになります。酒が入らないと泣けなくなります。怒るタイミングを失って、自分で抱え込むようになります。君は良くも悪くも大人になります。
あなたには今、そんなヤツがいますか。
大丈夫。君の周りにはいい友達が常にいる。高校でも大学でも必ずいいやつに巡り会える。特に高校の時のバスケ部の仲間とは一生モンの友になれました。そいつらとはあり得ないくらい一緒の時間いることになるし、あり得ないくらい言い合いをするし、あり得ないくらい喜びあえるでしょう。
でも、地元の奴らともずっと仲良いままです。さっきも言ったけど未だに飲みにいきます。スケボーを教えてもらったり、ランニングしたり、服を選んでもらったりもします。今もです。君は恵まれている。
どんなに苦しくてもあきらめないメッチャかっこいいスーパーヒーロー的なキャラでがんばってますか。
何やスーパーヒーローって。残念ながら、僕はスーパーヒーローではありません。中学の時の親御さんからはスターだもんねとか言ってもらえましたが、5年前はしらないけど、少なくとも今はスターなんかじゃありません。
丸くなってしまいました。尖ることが怖くなってしまいました。自己実現よりも他者承認を求めるようになりました。
君は今、自分の可能性に胸を躍らせ、活力に満ち溢れていると思います。それを忘れないでほしい。一度忘れてしまうと、もう一度取り返すのはすごく大変です。
いろんな大変なことがあるし、精神はすり減るけど、自信だけは保って生きてほしい。頑張れ。僕もスーパーヒーローになれるように頑張ります。
中三の俺。単純にキモい。どんな髪型してんだ。
親とは仲良くしていますか。おばあちゃんとは仲良くしていますか。妹、姉とは仲良くしていますか。
めちゃめちゃ仲良いですよ。特に父親と姉とは最近めちゃくちゃ仲良いです。漫画の考察についてとか、キャリアについての話とかをしてます。いろんな友達の家族事情を聞いてみて気づきますが、上田家は異常に仲がいい家族です。
これからも大事にしましょう。
あ、父親にちょっかいかけられた時に暴言だけは吐くなよ。部活バッグを家の外に投げ捨てられます。ここで僕反抗期は終わりました。
最後に、頑張れ!
ありがとう!!
まとめ
というわけで、15歳の自分からの手紙にマジで答えてみたわけなんですけども、
意外と俺悩んでる!!!
めちゃくちゃ将来に対して不安を感じていることがわかりました。だけど、それは今もです。何なら、5年前よりも今の僕の方が将来について不安を感じています。一緒に頑張っていこうな。
中学生の僕はたしかにイタい!いろいろ勘違いしちゃってるところも多いし、まだまだ井の中の蛙でした。
だけど、その分やる気と自信に満ち溢れていた。そこに関しては今の僕は勝てません。そして今の僕に最も必要な部分です。5年前の僕よ。教えてくれてありがとう。元気が出ました。
これからも僕は突き進んでいきます。スーパーヒーローになれるように頑張ります。15歳の自分に誇れるような自分を目指して行きたいと思います。
ではまた!
幼稚園の頃から仲良くしてくれてありがとう。