【中国株でちょこ遣い♪】中国株にまつわることわざ
こんにちは、しゃんはいさくらです。
中国株でちょっとしたお小遣い稼ぎをしたくて、【中国株でちょこ遣い♪】という記事を書いています。
今日は中国株にまつわることわざや注目の季節について考えてみたいと思います。
“一月效应”
“一月效应(1月効果)”は、毎年1月の値動きが年間の値動きを示唆することを指した言い方です。
これは元々アメリカ株で言われていたことですが、上海総合指数でも同様の傾向が見られることを指摘した専門家がおり、2007年~2017年の10年の統計では、2010年を除くすべての年でこの言い方が当てはまったのだそうです。
このとおり、1月が月間で値上がり(値下がり)した場合、その年の値上がり率がプラス(マイナス)になっています。
2024年1月の値動きは?
となると、気になるのが2024年の1月はどうだったのか?ということですね。
実は2024年の1月は残念な結果に終わっていて、上海総合指数では6.27%の値下がり、深セン指数でも13.77%の値下がりと、歴史上2番目に大きな値下がりが見られた1月でした。
※ちなみに、歴史上もっとも酷い1月だったのは2016年のことで、上記の統計表のとおり、2016年は年間でも大きな値下がりが見られました。
1月末から春節前にかけて更に下がった後、春節(2月10日~17日)が明けてからは若干回復したものの、6月頃から値下がり基調が続き、9月20日には上海総合指数が2689.7と、再び1月末レベルにまで落ち込みました。
そして9月24日、9月26日、9月30日の急伸を受けて、足元3300点台で推移しています。
今年の年末はいったいどれくらいのレベルで終わっているのか、引き続き値動きに注目していきたいと思います。
春のひと波
ここ数年の中央政府の動きは往年と違う点が見られますが、通常、3月上旬に「両会」と呼ばれる国の重要会議が開かれます。
この会議で様々な決定事項が出されることを受け、3月中旬から下旬にかけて株価に変化が起こる銘柄が出てきます。
重要会議を経て今後の注目カテゴリーが見えてくると、そのセクターが値上がり基調になったり、逆に、これまでその恩恵を受けていたカテゴリーは、注目度が下がって調整局面に入ります。
企業の業績発表会
業績に応じて株価が動くのはどこの国のマーケットでも同じですね。
中国のルールでは、年度業績は翌年の1月1日から4月30日までに、第1四半期の業績は4月1日から4月30日までに公表しなければならないことになっていて、この時期は指標チェックが欠かせません。
ちなみに、中国の多くの上場会社では第1四半期報告と年度報告を合わせて行っており、オンライン配信している会社もありますので、興味がある方は、4月中旬から下旬にかけて注目されると良いと思います。
金九银十
9月は金、10月は銀、つまり、9月と10月は株式市場のパフォーマンスが良好で、良い収益をもたらす黄金期間であることを指しています。
ここでの9月、10月は農暦での時間を言っており、2024年で見ると、農暦9月1日は太陽暦の10月3日にあたります。
今年の金九银十に当たる期間は、10月3日から11月30日までとなります。
あと1ヶ月、株価パフォーマンスが良好だと良いのですが。
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