【中国株でちょこ遣い♪ 】中国の証券会社に口座開設する①
こんにちは、しゃんはいさくらです。
中国株でちょっとしたお小遣い稼ぎをしたくて、【中国株でちょこ遣い♪】という記事を書いています。
今日の記事は中国在住者向けに口座開設に関するお話を書いていきます。
①は事前準備に関するお話です。
②では実際に窓口で開設したときのお話を書く予定です。
中国で証券口座を開設するには
中国株でちょこっとお小遣い稼ぎをするためには、中国の証券会社に口座を開設する必要があります。
中国では外国人の金融口座開設に一定の制限があり、残念ながら誰でも口座が作れる訳ではありません。
外国人が証券口座を開設する上での条件は、
中国国内で仕事をしていること
です。
その他、中国で永久居留許可を取得した人、中国国内の上場会社に勤務し、株式インセンティブ制度が適用されている外国人は証券口座を開設することができます。
口座開設時に口頭&タッチパネルでの簡単な審査があり、ある程度の中国語力が必要です。
※もし中国語での対応が心配であれば、当方で通訳サービスを提供していますのでお気軽にご相談ください。
口座を開設したい証券会社が決まったら、一度窓口に出向いて営業担当の方と微信を交換しておくのが良いです。
口座開設に必要な書類の確認や予約が必要なので、事前の準備はしっかりやっておきましょう。
開設に準備したもの
私は数年前に「中信証券」で口座開設をしました。
今日の記事は当時の経験を元に書いています。
(もし中信証券で良ければ私を担当してくれている営業さんを紹介いたしますのでお問い合わせください)
私は以下の書類を揃えて口座を開設しました。
パスポート原本
銀行口座のカード
銀行口座の内容証明書
勤務先の就業証明書(社印付き)
勤務先の営業許可書コピー(社印付き)
以下、補足説明します。
パスポート原本
先方で、顔写真のページ、居留許可のページ、入境スタンプが押してあるページの写真を撮って個人情報を登録します。
銀行口座のカード
私は中国銀行と建設銀行の口座を持っていて、どちらも証券口座と紐付けできると言われました。
ただ、中国銀行だと証券口座開設後に再度中国銀行の窓口に行く必要があるので建設銀行をオススメしますと言われ、そのようにしました。
どの銀行と紐づけるか、事前に問い合わせて確認するのが良いですね!
銀行口座の内容証明書
どの銀行口座と紐づけるかを決めたら、その銀行の窓口に行って「内容説明」を出してもらいます(こちらも事前確認が望ましい)。
私のケースでは、
口座番号
パスポート番号
氏名
が明記され、銀行のスタンプが押してある必要があると言われました。
証券会社の営業担当と微信で繋がっておいて、銀行で出された書類を写真に撮り、先方に送って確認すれば完璧です!
勤務先の就業証明書(社印付き)
中信証券に指定のフォーマットがあり、それに入力して作成しました。プリントアウトして社印を押してもらいました。
こちらも事前の問い合わせでどういう中身が書いてなければいけないのかをしっかり確認しましょう。
勤務先の営業許可書コピー(社印付き)
勤務先の関連部門にお願いして作成してもらいます。
営業許可書コピーの上に社印を押印し、用途を明記します。
当時、会社の子から用途を聞かれ、「口座を作るのに営業許可のコピーが必要と言われた」と伝えたら、こちらの写真のように書いて作成してくれました。
但し、この用途の部分、「証券口座開設のため(证券账户开户)」と具体的に書いておく方が無難です。
口座開設の時に証券会社の窓口の人たちがごちょごちょ言ってて、先方のやりとりから思うに、用途の明記はより具体的な方が良さそうでしたので。(私の時では写真の書き方でも口座開設してもらえました)
以上が事前に準備する資料となります。
なお、私が開設した当時は不要でしたが、現在は証券口座開設時に日本のマイナンバーが必要になっているようです。
詳細は証券会社の営業担当にご確認ください。
次回、実際の口座開設時の経験をシェアします。
※当方、在中20年の元通訳です。銀行手続きや証券口座開設のサポートができますのでお気軽にお問合せください。
中信証券で良ければ、私の担当をご紹介いたします。
お問い合わせはshanghaisakura★outlook.com(★を@に変えて)までどうぞ!