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三国志ファン必見!関羽の首級が眠る河南省の関林廟【洛陽観光】

こんにちは、小羊です。

三国志が大好きな小羊ですが、かつて魏の国(現在の河南省)を旅行したときに真っ先に訪れた関林廟について、記事にすることを忘れていたことに気がつきました!由々しきことですね…。

関林廟

この関林廟は、三国志でも有名な以下のエピソードに縁のある場所です。

主人公「劉備」に仕えていた「関羽」が、襄陽攻めで敗北し、呉の国の「孫権」に討たれてしまう。孫権は関羽を斬首したものの、劉備の怒りが自らに向かうことを恐れて、関羽の首を、劉備の宿敵である魏の国の「曹操」に贈った。曹操はかねてより義に厚い関羽に惚れ込んでいたので、関羽の首を魏の国で、諸侯の礼を尽くして葬った。

そう、まさに関林廟は、その関羽の首が葬られた首塚があり、関羽を祀った廟なのです。まさに三国志ファン必見の地!!


ということで、関林廟の周辺の街自体、もう三国志一色です。街中にもこんなモニュメントがあるくらい(笑)

左から「張飛」、「劉備」、「関羽」
なんか可愛らしいスタイル(笑)

廟への入口周辺は広い公園になっていて、中国では見慣れた光景ですが、ダンスを楽しむ方やコマ回しや大道芸みたいなのをやっている方など様々な方で賑わっています。

ダンスの練習中

ちなみに、中国の公園の様子はこちらの記事を参考にしてみてね。

さて、廟の様子はと言うと…
結構大きい廟ですね。関羽将軍は死後、中国において神格化されており、「商売繁盛の神」として崇められているため、関林廟にも多くの方が参拝に来られます。

三国志の中でも義に厚い武将として有名な関羽(特に主人でもあり義兄弟の契りを交わした劉備に対しては生涯をかけて忠義を尽くした)らしく、廟には「忠義」の旗が掲げられていました。

廟に祀られている関羽像は、やはり美しい髭をたくわえた姿でした!いやあ、見るからに強そうですね。

壁画もかっこいいです。

廟はもちろん、敷地もとても広大で、庭園のような造りになっていてなかなかに見どころがあります。
そしてまたしても劉備、関羽、張飛の像を発見。こちらは何だかアニメチックですね。

そして関羽の愛馬「赤兎馬」の像も。一日に千里を駆ける名馬です。

このような感じで、とにかく三国志の世界に浸れる関林廟、三国志ファンならば必見の場所ですよね。
ぜひ訪れてみてくださいね!

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