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周りの幸せを喜べない時
友人、職場の同僚が結婚した、妊娠した報告を素直に喜べなくても良い。
20代前半くらいの時は結婚や結婚式に夢を描いていたから全力でお祝いしてきた。26歳を過ぎたあたりからその気持ちも急激に失速する。
28歳くらいの時は結婚式が終わると「披露宴の料理、いまいちだったね」なんて参加した女子メンバーでこっそり批評し合ったり
20代のうちに…と28、29の駆け込み婚はわたしの周りでも以外と多くて、当時未婚の私は結婚式に行くのがめんどくさかった。
20代後半は仕事も慣れてきてまぁまぁ評価されたりして仕事が面白くなってくる時だし、結婚や出産をがっつりと一度は真面目に考える時でもある。
営業の仕事をしていたわたしは土日も休日出勤をしていて、できるなら休日の1日は寝て過ごしたかった。
仕事も忙しく余裕がない。結果を出すことに焦っていた時期。プライベートでは結婚を前提に付き合っていた彼に距離を置きたいと言われる。
こんなに頑張っているのに、どうして自分は報われない。幸せになれないんだと思ってすごく落ち込んだ。
29歳で幼馴染の結婚式に招待された時、わたしは公私共に疲れていた。
大好きな幼なじみの結婚式なのに、心から喜べない自分は、とても心が汚くてダメな人間だと思っていたし、そんな自分に負い目しかなかった。
その後、わたしは今の夫と出会い速攻で結婚をする。仕事も変えて時間にもお金にも余裕がでてきた頃、親友の結婚式に招待された。
親友の結婚式のウェルカムボードを3ヶ月間かけて作ったり、お祝いの品も率先して選んだり、とにかく自分に出来ることをやろうと行動した。
幼なじみも親友もどちらもとても大切な友人なのに、どうして気持ちにも行動にもこんなに差がついてしまったのか?
その答えは「わたしのその時の気持ちや状況に余裕があるかないか」でした。
人生がうまくいかない時、心がすこしいじけてしまう時がある。自分と周りを比較して羨ましく思ってしまったり、自分はダメだって思ってしまったり。
どうかそんな時は自分を責めずに、今は少し気持ちが下がっている時なんだなって理解して、無理しないでほしい。
誰にでも気持ちの波がある。人生はバイオリズムだ。
また気持ちが上がってきた時に、周りの人に優しくできたらそれで十分なんだと思う。