毎週日曜18時30分にその時は訪れる。 丁寧ながらもいやらしさを感じさせない美しき敬語を交え、己が名前を吠える。 軽快なドラムのリズムを皮切りに、盗まれた魚を取り返すにゃんこ大戦争な物語へとメロディーが派生する。 そう、みんな大好き“サザエさん”である。 僕が生まれる30年近く前である1969年にテレビ放送がスタートし、今なお現役バリバリで日曜日夕方のテレビの顔として君臨している。 何を隠そう、僕は“サ
2022年も終わりを告げようとしている。 毎年恒例で「いやー、今年ももう終わるんかぁ。短かった…、いや、そうでもないな。妥当やな。」というように、自分の時相応の感じ方を再認識する。 と、残り一週間を切ったわけであるが、まだ最後の大勝負が残っている。 そう、有馬記念である。 僕が大好きな競馬において、1年間の中で最も盛り上がる毎年年末に行われるレースが有馬記念である。 競馬をしない人でも名前を聞いたことがある人が多いのではないか。 実際に普段全然競馬をしない人でも、
この世界はカッコ良いことばで溢れている。 「環太平洋戦略的経済連携協定」 「ノンオイルドレッシング」 「天国へのカウントダウン」 視覚的・聴覚的に魅力を感じさせる言葉は多く存在する。 人はカッコつけたがる生き物である。 社会人になった途端、多くのビジネス用語を覚えさせられた。 「PCDAぶん回せや!」 「よし、さっきの合コンのフィードバック始めるぞ。」 「おい、聞いたか?SODオンデマンドとプレステージがアライアンスを組むらしい。」 知っていること
僕はよくカフェに訪れる。 図鑑に載るならば、「生息地:カフェ・見晴らしの良い喫煙所」と記載されるだろう。 そのくらい僕はカフェにいる。 カフェと言っても、おしゃれな女性がおしゃべりするような観葉植物に溢れているようなところではない。 基本的に僕が行くのは、みんな大好きドトールコーヒーかPRONTOというカフェである。 理由は単純で安いかつ居心地が良いからである。 オシャレなカフェはもちろん、スタバやタリーズもあまり好きではない。
ちょっと前の話だが、高校で同じ部活だった友達から急にアコースティックギターで弾き語りをする動画が送られてきた。 細かく言えば、引き語りしている本人ではなくそれを撮影していた友達から送られてきた。 ギターも歌も特別上手いわけではないのだが、その映像を見てカッコ良いと思った。 以前にも書いたことがあると思うが、高校で軽音部に入ろうと考えていたくらい昔から楽器が演奏できる人への憧れが強かった。 ちょうど世代だったシンガーソングライターの
この前久しぶりにマクドナルドに行った。 たまにテイクアウトで買って帰るのだが、店内で食べることはかなり久しぶりだった。 18時くらいに行ったので、夜マックというボーナスタイムに突入していた。 御存じない方もおられるかと思うが、マクドナルドは17時以降に倍プッシュ制度を導入している。 ほとんどのバーガーがプラス100円でお肉部分のパティが2倍になるのである。 その特例制度にまんまと引っかかり、チーズバーガーとチキ
僕はハマったものを何度も繰り返し食べる癖がある。 これには強い自覚があり、かつ僕のご学友にも多々ご指摘いただく点である。 つい先日も、改めてご指摘いただいた。 これは昔からの癖で未だに直っていない。 一度ハマってしまえば、狂ったように僕の舌がその味を欲する。 僕の通っていた大学の近くに定食屋があった。 僕は弱冠20歳でそこの”二色ジャンボチキンカツ定食”に激ハマりした。 お腹を空かせたお金のない学生にとっては非常にありがたい安価かつ超ボリューミーな定食だった。
恋愛バラエティー番組。 数年前から日本で大流行している新たなジャンルのバラエティー番組。 恋愛リアリティショーというカテゴリ名称もあるらしいが、そんなことはどっちだっていい。 僕はこの類の番組を一切見ない。 理由は単純明快で、他人の恋愛の行く末に興味を持てるほど自分の恋愛に余裕が無いからである。 恋愛バラエティーブームの火付け役となった“テラスハウス”が大流行した頃にも一切見ず、周りの会話にはついていけなかった。 少しブームが過ぎ去っているのかもしれないが、今でも
ルーティーン。 日本語で、「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」の意を表す。 スポーツ選手がよくルーティーンと呼ばれる動作を行うことが多い。 ある状況下において、決められた一連の所作を儀式的に行い、高いパフォーマンスを発揮できる精神状態を意図的に作り出す。 その最たる例が野球のイチロー選手で、バッターボックスに立つ前やヒットを打った後、また日常生活においてもルーティーンの一環とされる動作が多いらしい。 スポーツ選手のみならず、少し前にYouTubeでモーニングル
少し間に、キーボードを購入した。 何の前触れもなく、ピアノを弾きたいという衝動に駆られ、某家電量販店に行ってその場で購入した。 部屋が広くないので、小さめのキーボードで最低限の機能の安いものを購入した。 隣人にも迷惑にならないようにイヤホンが差せるタイプのものを購入し、たまに夜中30分くらい何かの曲を練習して、飽きて止めるのを繰り返している。 練習している時は余計なことを考えずに没頭できるので、ストレス発散にはちょうど良い。 何を隠そう、僕は小学生の頃ピアノ教室に通
最近ハマっているアニメがある。 そのアニメは主人公が高校生で、拳銃の発砲が許可されている世界で、武力により世の中の治安維持に貢献する専門の学校に通っている。 設定だけ聞くと穏やかではないように感じるだろうが、いわゆる萌え系バトルスタイルのアニメである。 何を隠そうか、いや隠すまい、僕は萌え系のアニメが好きである。 特段、昔からアニメがめちゃくちゃ好きだったというわけでは無い。 ごくごく一般的なドラえもんとかクレヨンしんちゃんという国民的アニメは見ていた。 僕らがち
世間は空前の”猫ブーム”である。 某動画サイトにおいて、今日もまた膨大な”猫動画”が配信され、人々の心を癒している。 テレビ業界においても、「とりあえず猫を流しておけば視聴率を稼げる」とさえ言われているそんな時代である。 天国の徳川綱吉も、今の日本を憂いて仕方がないことだろう。 と、まあそんな”猫ブーム”にあやかったというわけでは決してないのだが、僕は元来根っからの”猫舌”である。 熱いものを食べるのが苦手なのである。 苦手というか、食べられない。 基本的には、
昔から色んな人に言われてきたのだが、僕は極端な性格である。 ONとOFFが激しい性格である。 中途半端というのが苦手である。 ”半分こ”というのが苦手なのである。 ”半分こ”と言えば、『付き合ったら彼氏としたいことランキング』にて毎年第一位の「性交渉」に次いで第二位にランクインする行為である。 そんな大人気コンテンツと言える”半分こ”であるが、僕は苦手なのだ。 例えば、こんなシチュエーションがあったとする。 ケーキ屋さんで彼女と一緒にホールケーキではない、1ピー
僕はずっと前から決めていることがある。 「30歳になったら、何かしらの形でアダルト業界に恩返しする。」 ということである。 何を急に言い出すのかと、優雅に嗜んでいたハーブティーを吹き出してしまった読者の方もいるかもしれない。 だが、そんな悠長なことは言ってられない由々しき問題がこの日本で起ころうとしているのである。 我々、健全な青少年にとって欠かせない存在。 そう、それがアダルトの世界。 これは何ら恥ずかしいことではない。 年頃の青少年にとっては切っても切れな
僕は22歳の大人である。 2年ほど前に成人を迎えた立派な大人である。 強く、たくましく、儚くも気高き成人男性である。 とはいうものの、中身は大人とは言い難い内容となっている。 ”子供っぽい”という表現より、”幼い”という表現が適しているように感じる。 僕は2人兄弟の末っ子に生まれた。 姉とは1つしか歳が違わないために、家庭内で弟感を味わった記憶は無いのだが、末っ子気質は確かに宿っている。 ましてや、生まれは3月である。 同学年の中でも、かなり遅く生まれた訳であ
眠たい。 なかなかに眠たい。 今、この文章を書いている現時刻は午前4時である。 少し前に1時間ほど眠ってしまっていたので、この時間まで起きているわけである。 とはいえ、僕はこの時間帯まで起きている日も多くある。 人間には朝型タイプと夜型タイプの人間がいるらしい。 僕は完全に夜型の人間だ。 朝にはかなり弱く、夜になればなるほどより頭が冴える仕組みになっている。 元々、低血圧でほとんどの確率で寝起きに頭痛がする。 時間が経つと次第に収まってくるのだが、それまでは