酒残量20%
・二日酔いだ。宿酔いとも書く。でも水をがぶ飲みして無理やり動き回ってると、80%くらいはさっさと抜けていく。残りの20%にうだうださせられる日。
・ビーツのBluetoothイヤホンをつかってるけど、左耳がときどき脈絡なく震えるのはなんなんだろう。調べてもよく分からなかった。生きてるみたいでおもしろい。今日はよく震えてる。稲川淳二とか聴いたらもっと震えるのかも。あと通話ができない。なんかマイクが入らない。これはすごく不便。
・都心にあるすんごい小さいブックオフなんなんだろ。値段もなんか高い。駅の中にあるブックエクスプレスは意外に広くて文庫もたくさんあって（ありがとう…）と思うけど、それに対してすんごい小さいブックオフはなんなんだ。蛍光灯が安っぽいからそう思うのかも。
・完全に仕事ができなくなっちゃった…。20%にうだうださせられている。なにかご飯を食べます。たぶん10%くらいまでは下げられるから。
・「遅刻する友達と縁を切る」という内容の漫画を読んだ。わたしも遅刻する側の人間だったけど、最近なぜか遅刻しなくなってきた。しなくなってきた（1-10分遅れまでに短縮されるようになった）。なんでなんだろう。
・遅刻しがちな友達と遊ぶ回数が減っているというのはある気がする。「どんどん遅刻していこうぜ」と言い合いながら1時間も2時間もお互い遅れてくる貴重な友達がひとり（ないしふたり）いる。まず当日の午前中に集合時間の繰り下げをどちらかが提案することが多い。あのやりとりが始まると謎の臨場感でわくわくしちゃうんだよな。
・人が遅刻してくるのはわりと好き。電車の中とか美容室とか、「本を読むために用意されたのではない場所」で本を読むのが異常に好きだから、20分以上の遅れが確定した時点でシメシメと思っている。すぐカフェに入る。10分なら立ち読み。
・なんか本の気分じゃないときもぼーっとしてる。
・とはいえ待たされてモヤッとするときもあって、でもこれまで自分が待たせてきた人の時間を返すつもりで遅刻には絶対に文句を言わないと決めている。でもモヤッとすることあんまりない。
・求職中のひとが夏を乗り切るとか言ってパタゴニアの上下を買っていて、勝手にお金の心配をしてしまったけど、でも新しい季節のために新しい服を買うっていうのはシャキッとすることだよな。内面をみずみずしくするためにお金を使うっていうのは実はかなり有意義かもしれない。1万円以上使う価値があったかも。わたしはここしばらくお金がないっていう理由で新しい服を全然買ってなかったけど、もうお金はあるわけだし夏の服を買おうかな。
・もうずっと新しい服を買ってない。今ある服で事足りているし、間に合わせの服をユニクロやドンキで買うのに嫌気がさしていたし、お金があるなら別のことに使いたいと思ってた。でも新しくて素敵な服を身につけるっていいな。いいことだよな。古着も好きだけど、なにか新品の服を買おうかな。
・14:07。仕事が捗らない…。ものを食べたら逆にダメージを喰らい、25%に…。
・ビオトープという言葉をそこそこ見かけるのにずっと意味がつかめていない。なんだっけ？と思って調べてふーん…と思うけど、感覚的には掴めてない。どこか納得していない。辞書に書いてある意味以外に、文脈によって別の用法がある感じがしている。ファム・ファタルとかもそう。こういうのあといくつかある気がするけど意味を掴んでいないから思い出せない。
・なんか昔、難読漢字ばかり使った小説を書こうとしたことがあった気がする…。なんだっけ！？経緯もどこに書いたのかも全く思い出せない…。漢字しか使わないっていう縛りもあったような。いや、漢文で書く小説だったか…？あまりにも大変すぎて、何センテンスか書いてからやめちゃった記憶がある。話を作るのも大変なのに、それをいちいち置き換える作業というのがさらに大変だった。その時、書肆という言葉を知った。
・いい経験も悪い経験も、とくにいい経験の方は、終わった瞬間にはあんまり言葉が出てこなくて、帰りの電車などでもフワーとしている。寝かせて翌日などにじっと考えているときが一番あれこれ書きたくなる時なんだけど、翌日は翌日でいろいろとやることがあるものだから、あんまり熟成できないということが多い。何かと振り返る習慣をつけた方がいいんだろうなあ。
・とりあえずガワの話だけすると、今日の夜はよく分からない異国の料理をあれこれ食べた。店の店員に日本人がいなくて、意味不明に照明が暗く、許可をとっているのか分からないディズニー映画が垂れ流されていた。あ、海外ってこうだったな、と思わされてとてもいい夜だった。味付けが一辺倒だったり、同じ見た目なのに予告なく中身が全部違ってたりして、「日本」をディテールからすべて外していたのがすごかった。コロナビールの瓶にも嫌味なくライムが刺さってた。
・好きな店だったな。もんのすごく好きな店だった。