【ミャンマー人社員第1号】がジンザイベースに入社しました。
みなさん初めまして、シェンと申します。
2022年9月より、ミャンマー人社員第一号として、株式会社ジンザイベースに入社しました。
今回は、私の自己紹介を兼ねて、ジンザイベースでどんなことをしているのかご紹介していきたいと思います。
自己紹介
ミャンマー出身のシェンです。よく中国人かベトナム人に間違えられますがミャンマー人です。2人兄弟で6個上の姉と私です。(私は末っ子ですが甘えられなかったです。)
父と母はミャンマー料理を売っている小さいレストランを持っています。父はお店の店舗管理をやっていて母はキッチンで調理するという役割分担でお店を運営しています。私と姉は子供の時からお店の手伝いをしていました。ですのでお客さんとのコミュニケーションや調理が好きです。
私はミャンマーで高校を卒業したらヤンゴン経済大学(経営学部 経営学科)に入学しました。ミャンマーの大学は市内からバスで1時間30分くらいのところにあるので毎日辛かったです。ですが違う地域からの友達ができたので学校行くのに疲れるのですが楽しかったです。その地方の言語や文化なども勉強することもできました。それは大学ならではの体験でした。大学で3年間勉強して卒業しました。(当時は3年制大学がほとんどでした。)
卒業後の就職
卒業後は就職活動を行いました。当時『何をやりたいとか将来こうなりたいという夢』はなかったので、知り合いの紹介で民間のテレビ局に就職しました。テレビ局では品質管理部に配属されました。仕事の内容としては放送する前に画質は問題ないか、禁止されているものは写っていないかなどの確認作業を行いました。テレビ局の仕事は夜勤の仕事でしたので朝は自由でした。ですので朝退勤したらパソコンスクールに通いました。
テレビ局で1年間働きながらパソコンスクールに通っていて、その時ミャンマーで一番人気がある銀行の求人についての情報を友達に教えてもらいました。
銀行に転職
友達と一緒に銀行の求人に応募しました。なかなかハードル高かったです。最初は筆記試験で、それが合格すれば2次面接と最終面接がありました。残念ながら友達は不合格でしたが私は無事に入社することができました。
銀行では口座作ったり、新しい商品、サービスをお客さんに案内したりなどの接客全般の仕事をしました。
銀行に勤めた時は他の言語ができると昇給したり出世したりしやすいので日本語を学び始めました。
また、当時はKBZ銀行と日本のSMBC(三井住友銀行)が連携して新事業開発部を立ち上げました。その部署に転属したいのもあるので日本語を一所懸命勉強しました。約半年くらいでN4を取得できました。
その時日本に留学している先輩が『せっかく日本語検定N4取ってるから日本で留学したらどう?』と誘われました。私は海外の経験はないし、いつか海外に暮らしてみたいという夢もありましたので日本に行くのであれば今だと思って先輩の色々なサポートの甲斐もあって日本で留学できました。
新たな人生
朝日大学日本語別科で1年間日本語を勉強しました。修了したら同じ大学の経営学部経営学科に入学しました。大学では割合的に日本人が多く、ベトナム、中国、タイ、ネパール、モンゴル、ドイツとミャンマーの国籍の人などが勉強しています。
1年生の時は言葉の壁があるので少し大変でしたが、ゼミの先生や日本語の先生のおかげで乗り越えられました。大学の生活はいろんな国の人と友達になって違う言語や文化を学ぶことができました。そして企業の方に訪問したり美術館やダムなどへ見学しに行ったりしていましたのでミャンマーではできなかった体験でした。
2020年9月に無事に卒業しましたが、当時はちょうどコロナが流行っていましたのでなかなか就職先が決められなかったです。
ビザも切れそうでしたので知り合いの日本人が紹介してくれた愛知県にある物流会社に就職しました。物流会社ではタイヤ事業部に配属され、お客さんに預かってもらったタイヤを自動倉庫に保管する業務を行いました。
そこで1年間働いて大阪に住みたかったので大阪の塗装会社に転職しました。塗装会社では第二事業部というところに配属され、土木の施工管理の仕事をしました。仕事の内容としては朝現場に出勤して朝礼、KY活動(危険予知)、元請けと下請け業者さんと工程の打ち合わせ、昼礼、現場巡回、現場の作業終了となりました。現場の仕事が終わったら会社に戻って見積もりや請求書の書類系の作成を行って1日の業務が終了となります。
(株)シンザイベースへ入社のきっかけ
私は将来ミャンマーと日本の架け橋になる会社を作りたいのでミャンマーと関わる仕事がしたかったです。
塗装会社で働いている時たまたまジンザイベースの求人があったので興味を持ってい他ので会社のホームページへ事前にリサーチしてみました。ベンチャー企業で人手不足の企業さんに仕事を探している外国人をマッチングする会社ということが分かりました。
そして、今までベトナム人のみ紹介していましたが、これからいろんな国の人を紹介できるように、各国の担当者を採用して拡大しようとしていることも分かりました。
私はミャンマー担当者として応募しました。面接は3回ありまして、一緒に働く仲間と話すことができ、とても明るい人が多いかなと思いました。最終面接の時、社長が登場してかなり緊張しましたが、社長が関西出身の方でとても明るくて優しかったので面接のことを忘れて普通に友達と会話しているような感覚で話しました。
最終的に無事に面接に受かって2022年9月に入社できました。会社ではリモートワークが多くて皆月1回しか会えなかったです。私にとってはリモートワークは初めてですので最初は不思議な感じでした。
特定技能制度に関してもある程度わかりましたが詳しいことまで理解していなかったので最初はそこの勉強からスタートでした。そしてSNSを活用して求人を投稿し、仕事で悩んでるミャンマー人に良い仕事を案内する業務を主に行なっています。興味がある人材が良い人材であるか確認し、企業に紹介します。
TikTok:https://www.tiktok.com/@jinzaibase_myanmar?lang=ja-JP
Facebook:https://www.facebook.com/ShaneBoKyawfortokuteimyanmar
仕事に悩んでるミャンマー人材と人手不足で悩んでる企業さんの間に入ってお互い条件がマッチできるようにすることが今の仕事のやりがいです。
色々覚えることが多ずきて大変なこともありますが苦労しないと成功することはないので将来のことを考えて早く一人前になりますように頑張っています。
将来の夢
私は現在日本に住んで7年目です。あと3年経ったら永住権取れるので、永住権取れたら自営をスタートしたいと思っております。
今の仕事もやりつつミャンマーにも会社を立ち上げてミャンマーの優秀な人材を日本の企業に紹介したいです。日本では少子高齢化で人手不足しています。ミャンマーでも実際与えられる仕事の割合より、人材の割合が多いので優秀な人材に日本の企業に紹介したらお互いWin-Winと思っています。なので、このような日本とミャンマーの架け橋になる会社を作れるため今は一所懸命頑張ります。
ジンザイベースでは、新しい仲間を全ポジションで絶賛募集中ですので、ぜひご応募ください!