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私の外資系debutante(デビュー)

「おはようございます、今日からよろしくお願いします」

都内一等地の高層ビル上層階にある外資系企業受付。

まだ始業時間前で、美人秘書がコンビニおにぎりをほうばっていました。

もう一人の秘書がやってきて手慣れた手つきで
受付に来客用に用意されている一口サイズのチョコをわしづかみ、
自分のデスクにどさっと入れていた。こっちのチョコ女もどえらい美人。

また一人、今度はメインのレセプショニストが社内のキッチン方面から紅茶を持って現れる。

このほかにもう2人秘書がいて、秘書は全部で4人、レセプショニストが1名、そこに新人として、
まずはアシスタントとして私の外資系デビューが始まった。

あとから知ったことだが、この秘書たちには派閥があり、

美人組
そうでもない組

とりあえず私はどちらかにどっぷり属することなく、なんとなく中立の立場をキープ。

アシスタントとしてOJTしてもらいながら書類作成、翻訳など、外資系らしい秘書業務をこなす毎日。

日々来訪されるたくさんのクライアントから業務依頼を受けることも仕事の一つ。
ここではその中でも印象に残っている案件を紹介したいと思います。

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