20代5000万円シャナ流優良銘柄確認ポイント10点
皆さんこんにちは。シャナです。
私は30歳までに1億円を貯め、教育ビジネスを立ち上げることを人生目標として活動しています。
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私の資産形成にかかせなかったものの1つが投資です。
私はインデックス、高配当株、仮想通貨様々に投資をしてきましたが、最後に始めたのが株主優待銘柄投資です。
株主優待銘柄はいわば個別株投資。
個別株投資は自分で投資する銘柄を選ばなければいけません。
「損しても良いという方は適当に好きなものを購入すればいいですが、そんな人いませんよね?」
「どうせなら今後株価が上がっていく銘柄を購入したいですよね?」
ただじゃあ個別株をどのように選択すれば良いか、その基準が分からない人が多いのが現状です。
今日はそんな方に向けて、個別株投資でここだけは確認すべきという10点をピックアップしたので今後の個別株投資の参考になれば幸いです。
個別株投資において、デイトレードではなく、長期投資をする場合、企業の財務状況や業績を確認して、投資することが必要です。
でも初心者にとって企業の財務諸表のどの部分を見たらいいかってなかなか難しいと思います。
実際すごく細かく業績を確認できるとより精度があがりますが、かなり簡単に楽に確認できると余計に個別株投資へのハードルは下がると思います。
今回は私がここは必ず確認しておけという点を絞って皆さんに共有していきたいと思います。
早速結論ですが、シャナ流優良銘柄確認ポイントは以下10点です。
シャナ流優良銘柄確認ポイント10点
STEP1
① PER10倍以下
② PBR1倍以下
③ ROE10倍以上
STEP2
④ 営業CFがプラス
⑤ 投資CFがマイナス
⑥ 財務CFがマイナス
STEP3
⑦ 売上高営業利益率=営業利益/売上高×100→全産業3~8%、製造業4~10%、サービス業3~7%
⑧ 売上高経常利益率=経常利益/売上高×100→全産業3~8%、製造業4~10%、サービス業3~7%
⑨ 自己資本比率=純資産/総資産×100→40%以上
⑩ 固定比率=固定資産/資本×100→100%以下
「おそらく始めて聞いたこともある単語も多いのではないでしょうか。」
でも安心してください。
今日はこれらについて細かく解説していきます。
そもそも株式投資の分析方法には、大きく分けて二つあります。
① テクニカル分析
② ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析とはチャートの推移から、株式を買うタイミングを見極める方法です。
ファンダメンタルズ分析とは企業の経済状況や業績状況のデータを基に企業の将来性を長期的に分析するものです。
企業価値が高いと判断できた銘柄は投資価値があると判断でき、投資対象となります。
これにより現在の企業の持つ本質的価値と市場価格とのギャップを見出すことができます。
現在の株価は割高か割安か、将来性が見込めるかどうかきちんと確認したうえで銘柄を選定しましょう。
STEP1
中期的な目線で投資する場合まずこちらの3つは必ず確認しましょう。
① PER(株価収益率)
② PBR(株価純資産倍率)
③ ROE(株主資本利益率)
① PER
PERは株価収益率と呼ばれ、以下の式で表されます。
PER=株価/1株当たりの純利益(EPS)
つまりPERが低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安な状態と言えます。
ではどのくらいの値なら割安なのか?
PERは一般には15倍以下なら割安と判断されます。
② PBR
PBRとは株価純資産倍率と呼ばれ、以下の式で表されます。
PBR=株価/一株当たりの純資産(BPS)
つまりPBRが低いほど、本来あるべき価値に対して株価は割安な状態と言えます。
ではどのくらいの値なら割安なのか?
PBRが一般的には1倍を下回るほど割安と判断されます。
③ ROE
ROEとは株主資本利益率と呼ばれ、以下の式で表されます。
ROE=1株当たりの利益(EPS)/自己資本(純資産)×100%
つまりROEが高いほど、株主からの出資額に対して企業は効率良く稼げていると言えます。
ROEが一般的には10%を超える企業ほど優良企業と判断されます。
STEP1まとめ
・PERが15倍以下なら株価は割安
・PBRが1倍以下なら株価は割安
・ROEが10%以上なら儲け上手な会社
STEP2
次に財務三表を確認しましょう。
財務三表とは企業の重要な3つの決算書のことで以下の通りです。
① キャッシュフロー計算書
② 損益計算書
③ 貸借対照表
・キャッシュフロー計算書
キャッシュフロー計算書は会社のキャッシュの増減を一定期間で示したもので、会社の細かな収支や最終的に残るお金などが分かります。
キャッシュとは現金や現金同等物などの会社の資産を指しており、資金繰りが正常に行われているかを見るための決算書です。
キャッシュの流れは以下3つに分類されます。
④ 営業キャッシュフロー
→企業の提供する商品やサービスによる収入から、給与や経費等の支出を差し引いた結果残るお金の増減のことです。
つまり年間どれくらいのキャッシュを生み出せているのかが分かる重要なキャッシュフローです。
⑤ 投資キャッシュフロー
→設備投資を中心に固定資産や株式・債券などの売買をした際のお金の流れ。
事業を展開するための土地や機械の購入など、将来のためにどれだけお金を使っているのかが分かります。
⑥ 財務キャッシュフロー
→どのくらいの資金調達が行われた、もしくは返済されたかを示すキャッシュの増減。
営業活動と投資活動によって生じる収支差の調整を行うもの。
以上の評価基準より、優良企業系、積極投資系、業績不振系の3つに分類されます。
銘柄選定の際は優良企業系か積極投資系の企業を選択しましょう。
STEP2まとめ
・営業キャッシュフローがマイナスの場合は資金不足に陥っている可能性あり
・投資キャッシュフローがマイナスの場合は積極的な投資を行っている企業
・財務キャッシュフローがマイナスの場合は借金返済や株主還元ができている
STEP3
損益計算書(PL)
一定期間の利益額の算出を目的に作られており、会社の利益と損失から経営成績を見ることができるものです。
今期はどこからいくらを売り上げ(収益)、そのためにどのような費用にいくら使っていて(費用)、最終的にいくら会社に残ったのか(利益)確認できるものです。
超簡単にいうと、家計簿みたいなものです。
その収益と費用の性質から以下5つの利益に区分されます。
・売上総利益
売上高から売上原価(仕入れ費用)を差し引いた利益(粗利益)
・経常利益
営業利益に対して、本業以外の収支(配当や利息など)を含めた利益
・税引前当期利益
経常利益に対して、土地の売却益(特別利益)や退職金の支払い(特別損失)などの突発的な収支を含めた税引前の最終的な利益
・当期利益
税引前当期利益に基づいて、税金後に会社に残る最終的な利益
この当期利益がプラスかマイナスなのかがかなり重要。
貸借対照表(BS)
企業の持つ財産や抱えている借金とその差額となる純資産が把握できます。
・資産
会社のお金をどの状態で持っているか表すもので、1年以内に現金化できる流動資産と土地建物などの固定資産に分類されています。
・負債
返済しなければならないお金を表しており、1年以内に返済予定の流動負債と1年以上先に返済予定の固定負債に分類されています。
・純資産
返済の必要が無いお金を表しており、株主からの出資金や会社の積み上げた利益、会社の保有株式などが含まれます。
貸借対照表の中で確認すべきポイントは以下の4つです。
・自己資本比率
自己資本比率は返す必要がないお金の割合になります。
自己資本比率(%)=純資産/総資産×100
自己資本比率が高いほど借金が少なく健全な経営をしており、低いほど他人資本に頼りがちで不安的な経営をしていると言えます。
一般的な指標としては40%以上なら倒産しにくく、50%あれば超優良企業と判断できます。
・流動比率(短期目線)
流動とは短期的に動くお金を指しており、1年以内に支払わなければならない借金を払えるのか、流動比率を見て支払能力が分かります。
流動比率は以下の式で表されます。
流動比率(%)=流動資産/流動負債×100
流動比率が高いほど現預金や代金回収前の売掛金などが潤沢で、低いほど短期的に支払う借金が多き経営が悪化する可能性があると言えます。
一般的に120%~150%が安全の目安とされており、200%に近いほど優良企業と判断されます。100%以下は返済に苦しんでいることを表します。
・当座比率(短期目線)
当座比率は流動比率と同様に短期的な支払能力を見るための指標です。
しかし流動資産の中でもとくに資産化しやすい現預金や受取手形、有価証券などを指しており、以下の計算式を用いて確認します。
当座比率(%)=当座資産/流動負債×100
一般的に当座比率は100%以上が望ましいとされています。
たとえ流動比率が200%に近い優良企業であっても、当座比率が100%以下なら過剰な在庫や売れ残りがあるという原因が見えてきます。
・固定比率(長期目線)
固定とは建物や土地などの長期的な資産を指しています。
固定比率では、必要な固定資産を資産でどの程度まかなっているのかを分析し、無理な設備投資を行っていないか、企業の安定性を見ることができます。
固定比率(%)=固定資産/資本×100
一般的に固定比率は100%以下が望ましいとされており、100%を超えている場合は固定資産を資本ではなく負債でまかなっていて注意が必要です。
・固定長期適合率(長期目線)
固定長期適合率とは、固定資産への投資が長期資金でしっかり賄われているかを見る指標。
固定比率が資本だけで計算するのに対し、ここでは固定負債も含めた割合を以下の計算式で算出します。
固定長期適合率(%)=固定資産/(資本+固定負債)×100
固定資産を賄っているお金は流動負債か固定負債なのか、流動負債で賄えていない場合は返済に行き詰まる可能性が出てきます。
一般的に固定長期適合率は100%以下が望ましいとされており、固定比率の補助的な指標となっている。
STEP3まとめ
・自己資本比率が50%以上あれば優良企業
・流動比率は200%に近いほど優良企業
・当座比率は100%以上が優良企業
・固定比率は100%以下が優良企業
・固定長期適合率は100%以下が優良企業
シャナ流優良銘柄確認ポイント
STEP1
① PER10倍以下
② PBR1倍以下
③ ROE10倍以上
STEP2
④ 営業CFがプラス
⑤ 投資CFがマイナス
⑥ 財務CFがマイナス
STEP3
⑦ 売上高営業利益率=営業利益/売上高×100→全産業3~8%、製造業4~10%、サービス業3~7%
⑧ 売上高経常利益率=経常利益/売上高×100→全産業3~8%、製造業4~10%、サービス業3~7%
⑨ 自己資本比率=純資産/総資産×100→40%以上
⑩ 固定比率=固定資産/資本×100→100%以下
⑪ 固定長期適合率=固定資産/(資産+固定負債)×100→100%以下
皆さんも長期的に投資したい銘柄を選択するときこちらの基準を確認するようにしてください。
今回この基準に入る東証1部上場企業があるか確認してみました。
東京証券取引所プライム市場に上場している企業1600社のうちこの基準に入っているのは60社のみでした。
この中でさらに厳しく分析をすることで、今後株価が長期目線で上がっていく企業が見つかるでしょう。
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<おわりに>
投資で勝つためには、仮説と検証を繰り返すことが重要です。
上手くいけばそれを再度取り入れて、結果が良くなければ何が原因だったか分析し、違う方法を模索する。
PDCAサイクルをうまく回していくことが重要です。
皆さんも今日の私の基準を一つの参考にしていただきより再現性高く勝てる自分なりの投資方法を見出してみてください。
そうすることで投資についてより詳しくなれますし、資産拡大につながると思います。
・Xポスト内容