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イベントでアブダビのサディヤット島(Saadiyat Island)へ行く方へのアブダビ短期楽しみ方

アブダビで大型のアニメイベントがありまして、その問い合わせをいくつか受けて、関係者の皆様とアブダビで遊びに行く人のためにお役に立つ情報ということでご共有用にまとめておきました。
多分現地は初めてのイベントなので色々とバタバタしているだろうな、人手足りないから大変だろうな、と推察されますが、アブダビも見所がたくさんございますので、風光明媚なアブダビをどうぞ楽しんでくださいませ。
アブダビで治安上の注意点は特にないですが、露出の激しい服装は基本的に避けた方がいいかな、と思います。宗教施設とか特定の場所にはその場に合った服装をしましょう。

移動はUber、Careem(現地のUber類似アプリ)かメーター付きのタクシーで可能。ガイドがいない場合は目的地を決めてUberで移動するのが正直ベストかも知れません。
今後多数のイベントが行われる「サディヤット島」(Saadiyat Island)は多くの教育、文化施設を集めた場所となり今後のエンタメの拠点としても様々な催しを行なっていく予定なので訪問する機会が増えると思います。

サディヤット島はアブダビ国際空港から30分〜40分ほどのアブダビの海沿いの綺麗な街並みの場所になります。中心地、都市部も近いですからアクセスしやすい場所と言えます。その中でぜひ訪問オススメスポット、押さえておきたいスポットやお土産などについてまとめておきます。

サディヤット島(Saadiyat Island)の完成予想図

①カスル アルワタン Qasr Al Watan(大統領府、絶対オススメ)
何があっても絶対訪問するべき!とオススメする豪華絢爛の大統領府。
こちらはアブダビに行ったのならば絶対に訪問する価値があります。
建築的な美しさ、壮麗さだけではなく、展示物や撮影スポット、UAEの大統領への世界からの献上品一覧は見応えがありますので、ぜひ忘れずにご訪問ください。人生で一度は訪れても損はない場所です、はい。
献上品の中では日本の鎌倉時代の甲冑は見応え抜群です。入場料は為替で変わり、2000円前後ですがその価値は十分にあります。ちなみに入場料の高齢者割引あります。政府施設ではありますので、公的な行事がある時は訪問できないのでご注意ください。

大統領府正面入り口


なんと言いますか…中は壮麗、荘厳!
訪問の価値はあると思いますのでぜひ〜

②エミレーツパレス Emirate Palace
豪華絢爛な宮殿ホテル、マンダリンオリエンタル系列でこちらは宿泊しなくても中のカフェを利用することができます。
エントランスから真っ直ぐ中を歩いて突き進んだ先にありますEpisodes(エピソーズ)というカフェで金箔入りカプチーノを飲んで金を飲むということは、ブルジョワ生活とはこういうものなのか、と金を飲むことで得られる素敵体験をご堪能ください。
まぁカプチーノは高いですけど。
ちなみにカフェの下を降りると茶道、裏千家様によります裏有楽造の茶室を見ることもできます。

ホテルエントランスの天井

Episodesカフェで金の過剰摂取をどうぞ
カフェの下の階段を下ると、裏千家様の茶室があります

③ルーブル アブダビ(お時間があれば展示物をじっくりどうぞ)
言わずと知れたフランスのルーブル美術館の分館、こちらは中東やオリエントに関する展示はなかなか充実しており、世界的に著名な作品が人混みもなくゆっくりと優雅に見ることができます。
美術館そのものの構造も大変素晴らしいので、中でゆっくりできます。
美術品はいくらでも撮影可能で、おすすめは人馬共に鎧で覆われたマムルーク騎兵と、精巧な日本地図の屏風絵が見応えがあるかと思います。

ミュージアムショップも充実しており、私は毎回アホみたいに散財しています。ミュージアムショップってサイコー!!

ルーブル美術館アブダビ分館の入り口
中の構造は本当にお見事で…
この屏風素敵なんですよねぇ
ルーブルアブダビグッズはここでしか買えません!

④シェイク・ザイード・グランドモスク
サディヤット島から少し離れて空港近くにあります、シェイク・ザイード・グランドモスクを訪問する際には予約が必要なのと、男女ともに肌の露出が少ない服じゃないといけませんのでそちら気をつけてよろしくお願いします。スカートや足首が見える服装は避けてください。
準備ができなかった、もしくはセキュリティに止められた場合は入り口前の売店で女性用の長袖のローブ(3000円〜)を買うこともできますので、そちらを着て対応することも可能です。オンラインアクセスパスの事前予約忘れずに!こちらサイト重いので回線が遅いと相当手間取ります。(https://visit.szgmc.gov.ae/en/?landmark=abudhabi
あとは宗教施設であることを理解して訪問してください。ピースサインとかポージングとかその場所に敬意を表せない表現やジェスチャーは御法度です。

モスク正面
モスク内部とシャンデリア
シャンデリア素敵
モスク外観

⑤ヤスモール Yas Mall
買い物はヤス。とりあえず買い物をしたい、何か必要なものを調達したい、現場で必要なものが出てきた、色々なレストランを見てみたい、などの雑多な用事に対応できるモールとしてお店も充実、綺麗で便利なヤスモールがおすすめです。

そのヤスモールの奥、フェラーリワールドと接続している場所にAl Fanar (アルファナール)というUAE伝統料理を食べれるレストランがありますので、もし現地の伝統料理を頂きたいならばそちらをご訪問するのもありかと思います。おすすめはアラブ首長国連邦の伝統的炊き込みご飯「マチブース」とお菓子の揚げドーナツの棗椰子シロップかけの「ルゲイマート」も美味です。

⑥スーク(WTC mall Traditional Market)
ワールドトレードセンターモール内にある、現代に再現された伝統的なマーケットの空気を楽しみたい場合はこちらへ。ショッピングセンターでありながら古い趣を維持した新旧合わせたモールは見応えがあるかと思います。

街の中心部なので近代的な場所です

⑦Abu Dhabi Dates Market アブダビデーツマーケット
卸売の値段でデーツ(ナツメヤシ)を何十キロも買いたい!持って帰りたい!という奇特な貴方はアルミーナ地区にありますデーツ市場へ。ドライフルーツやさまざまなお菓子も安い値段で手に入ります。お店にはもう、ひたすらナツメヤシばかりです。

棗椰子の卸売市場
ひたすらナツメヤシ、デーツのいろんな種類が試せます

空港で珍しい食べ物でおススメするもの、買えるもの、お土産などですが

アブダビの新しい空港は綺麗で大きいです

アブダビの空港にもありますMajlis Cafe(マジュリス・カフェ)というカフェに行きますとラクダのミルクで作ったアイスクリームがいただけますのでぜひご賞味ください。個人的にはピスタチオが好き。チャイ・カラックというミルクティーとの相性抜群です。

空港内にあるラクダのミルク系が充実した「マジュリス」

ラクダネタで言いますと、ラクダの毛で織った毛織物、スカーフも売っていてなかなか珍しいお土産といえます(高いですが)

ラクダの毛織物シリーズ、たまに売り切れます

お土産にはBateelのデーツ、ナツメヤシもオススメですが、最近作られたブランドでMirzam(ミルザム)というパッケージから中東感漂う素敵なデザインのチョコレートがございますのでお土産にぜひ。このチョコレートですが、ルーブル・アブダビコラボの限定版のチョコレートもありますので美術館の売店でもぜひ探してみてください〜。

ミルザムのチョコレートはパッケージデザインが素敵
パッケージのデザインは本当に素敵なので揃えたくなってしまいます


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