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黒柴との生活 — 絆を深める毎日

「こはる、だめ! やめなさい! ダメ!ダメ!だめ!......。」こはるはお転婆で、木や調度品に興味津々。そのため、家の中のものはガリガリされて悲惨な状況になっています。甘噛みではなく、本気噛みです。私自身も時計のバンドやメガネ、財布、携帯電話のカバーなどがボロボロにされましたが、それでも彼女の可愛らしさには癒されています。

彼女は2月17日生まれの黒柴で、私たちの生活に笑顔をもたらしてくれる存在です。彼女との生活は、時に楽しく、時には困難でありながらも、かけがえのない経験です。

こはるが我が家に来てから、特に帰宅したときの彼女の姿には、毎回心を温められます。私が玄関のドアを開けると、こはるは勢いよく尻尾を振りながら出迎えてくれます。その姿を見た瞬間、一日の疲れが吹っ飛び、思わず笑顔になってしまいます。また、散歩も日々の楽しみです。一日朝と夕方の2回です。散歩は単なる運動の時間ではなく、私たちの絆を深める大切な時間でもあります。

犬の十戒にある一戒、「できるだけ一緒にいてください」という言葉を思い出します。愛犬たちは、自分たちの命がだいたい10年から15年ほどであることを理解してほしいと願っているのです。私もそのことを考え、彼女と過ごす貴重な時間を大切にしようと心がけています。

散歩に出ると、こはるはいつも地面の匂いを嗅ぎながら、自由に歩き回ります。その姿を見ると、彼女の本能を感じます。しかし、私としては、リードを強く引っ張られてしまうことが多く、ハーネスの首周りのひもが伸びてしまうのが悩みです。特に拾い食いをされると困ってしまいますので、注意を払っています。それでも、地面の匂いを嗅ぐ行動は、彼女にとって大切な探索の時間でもあると理解しています。

こはるの尻尾の振り方にも深い意味があります。右に振るとき、左に振るとき、下に垂れるときなど、それぞれに彼女の喜怒哀楽の気持ちが反映されているのです。これを知ったとき、彼女とのコミュニケーションの幅が広がりました。彼女の感情を理解しようとすることで、私たちの絆はさらに強くなっています。

散歩中、私は彼女に歩調を合わせることを目指していますが、彼女の自由な行動を尊重しながら「しつけ」を進めることが重要だと思います。そこで、散歩中にご褒美を使って、ポジティブな強化を試みています。こはるが私のペースに合わせて歩いてくれたときに、褒めてあげると、彼女のうれしそうな表情にこちらまで心が温かくなります。

愛犬との生活は、ただの飼い主とペットの関係を超え、信頼と愛情で結ばれた深い絆を築いてくれるものです。これからもこはるとの日々を大切にし、共に楽しい思い出を積み重ねていきたいと思っています。

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