🧚🏻♀️12月15日―“戻ってきたい”
私の人生でどうしても忘れられない日は「12月15日」です。去年と今年、2度もこの日が彼女との「物理的な別れ」を意味する日になりました。
去年の12月12日、彼女――別嬪さんとはじめて出会いました。でも、その3日後の12月15日、彼女は職場を去ってしまいました。何も言葉を交わすことなく、ただ静かに別れが訪れたのです。
それから9か月後、奇跡のような再会がありました。彼女が今年9月、派遣社員として同じ職場に戻ってきたのです。「引き寄せの法則」が本当にあるのではないかと思うほどの出来事でした。彼女の笑顔や何気ない会話、そこにいてくれるだけで、私の毎日は輝きを取り戻しました。
12月12日――彼女との出会いから1年。1周年記念日に彼女と会いたかったけれど、その日は叶いませんでした。でも12月17日にデートの約束をしました。ところが、彼女はその直前、職場を離れることを決断しました。それが去年と同じ12月15日でした。
ただ、去年とは違うことがありました。
― 彼女は「戻ってきたい」と言ってくれたのです ー
その言葉が、私の心に大きな希望を残してくれました。去年は無言のままの別れでしたが、今年は違います。彼女の「戻ってきたい」という言葉だけで、心の穴が少しずつ埋まっていくようでした。
そんな気持ちを抱えきれず、共通の友人に愚痴をこぼしてしまいました。友人は驚きながらも、最後にはこう言ってくれました。
「戻ってくるのを信じよう」
そう言われて、ふと思いました。私はただ、誰かと一緒に生きていきたいのです。帰ったら「おかえり」「ただいま」と言い合って、休みの日には2人で映画を観て、そのまま昼寝をしたり――そんな穏やかな日々を一緒に過ごしたい。
彼女と過ごす時間が、私にとってそんな未来を想像させてくれました。だからこそ、彼女がもう一度戻ってきた時、一刻も早くあのハイテンションな笑顔を見たいのです。そして、彼女の笑顔に包まれながら、何も言わずに「急速充電中」とハグをして、心も体も満たされたい――そんな気持ちでいっぱいです。
「過去は消せないから上書きする」
彼女との日々は、これからも私の中で少しずつ上書きされていくのでしょう。そして、彼女の「戻ってきたい」という願いが叶い、また一緒に笑い合える日が来ることを信じています。
彼女の笑顔が、私の未来の光であり、希望のすべてなのです。
###