ドット絵「方向が変わる曲線」について
ドット絵で髪の毛や、服の輪郭を描くとき「方向が変わる曲線」を描く場合がありますが、思うように描けないことがあったため、それについて考えてみました。ご参考になりましたら幸いです。
曲線を方向で見ると
同じ方向の曲線 と 方向が変わる曲線の2つあります。
同じ方向の曲線は、上図では A から B に向かう曲線(赤)で
下から上、または左から右へと同じ方向に向かう曲線のことです。
一方、方向が変わる曲線は、C から D に向かう曲線(青)で
上から下へ向かう方向は変わりませんが、横方向では始め右に向かい
途中から左へ向きを変えてます。
このような曲線が「方向が変わる曲線」です。
方向が変わる曲線は線画では簡単に描けると思いますが、ドット絵だと上手く描けないことがあるため、どうしたら上手く描けるか探ってみた記事になります。
上図のように両端を1ドットにして、その間を直線でつないだものは、小さいですが、ドット絵では「方向が変わる曲線」の一種です。
これは、方向が変わる曲線として描くことはないと思いますが。
上図で、232とドットをつなげると、曲線と言うより、真ん中の3の部分が出っ張った形のようになります。
また、22322とつなげてみると、曲線と言うより、直線がつながった形であったり、真ん中の部分が出っ張った形に見えます。
方向が変わる曲線を描こうとすると、そのように初めは不自然な曲線になりがちです。
1番右のように、12321のようにすると、弧形に見え、自然な曲線になります。
上図で、23432とつなげると、曲線ぽくありますがちょっと不自然に見えます。右のように端に1ドット加えるときれいな曲線に見えるようになります。
真ん中の部分が長くなると、どのようにドット数を調整すれば良いか
始めは分かりませんが、参考になることがあります。以下ご覧ください。
上図で、1番左から説明すると
12 で始めれば、その後を長くしても自然に見える。
23で始めれば、その後を長くしても自然に見える。
24で始めれば、その後を長くしても自然に見える。
2で始めれば、その後を長くしても自然に見える。
このような目安になります。
それらを基本として、あとは3で始めたりなど、応用が利くようになると思います。
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。